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パワハラは指導力不足の裏返し

指導者がパワハラをするのは、その人に指導力がないからです。
選手に理解させるための言語スキル、指導するスキルに対する知識不足や理解不足、コーチングスキル、いろんなスキルがないんです。

だから、怒るしかできない。
自分の思い通りに選手を動かすために、怒りで相手を従わせることしかできないんです。

本来、指導とは相手に寄り添い、相手の理解に合わせることが必要です。
自分自身で気づいてもらい、自分で実践できるようにガイドしてあげることも必要でしょう。
そのためには、総合的なコミュニケーション能力が必須です。
そういう絶対に必要な能力が、決定的に欠けているんです。
指導力が不足しているのに、指導者であるから色々な歪みが出るのでしょう。

そもそもパワハラ指導者は、指導する気があるんでしょうか。
優勝すれば自分の価値が高まる、お金がもらえる、権力を持てる。
そんなエゴのために指導者という立場にいるだけのような気がしてならないんです。

だから選手の将来なんて、考えていない。
選手がそこで潰れようがどうなろうが、どうでもいい。

とにかく自分のために働け。
とにかく自分の言う通りにしろ。

そんなことしか頭にないのではないでしょうか。
そんなことではいつまで経っても深い闇はなくならないでしょう。


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