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学生スポーツの暴力問題の深い闇

秀岳館サッカー部の暴力問題が発覚しました。
以降、ネットは毎日関連するニュースや記事が公開されています。


正直なところ、「まあそうなんだろな」って感じです。

昭和の時代、スポーツは根性第一主義でした。
スポ根アニメが流行っていたくらいです。

指導者は選手を厳しく鍛えて、それに選手は応える。
そして、最後は勝つというサクセスストーリーが受け入れられていた時代です。
というか、みんなそんな話が好きですよね。

それが現実の世界にも反映されたんだと思います。

それがエスカレートしたのか知りませんが、
厳しい指導のためには暴力を厭わない、というよりむしろ積極的に暴力を使う時代でした。

そういえば、ボクも小学校時代は先生や野球の監督やコーチからビンタされていました。
「いや、なんでビンタされなあかんねん!」
って思っていたものの、それはお前(ボク)が悪いという風潮でしたね。


そんな時代を生きていた人が、今まだ指導者の立場にいるのです。
そんなもん、暴力がなくなるはずがない。

暴力された人は、自分が指導者になったとき、同じように暴力をふるいます。
そういう指導法しか知らないんだから。
つまり、暴力の連鎖は永遠に続くのです。
どこかで止めなければ。

暴力はダメだという社会に変わりつつありますが、まだまだです。
中学生、小学生など組織の底辺にあるチームでは暴力ははびこっています。

ひょっとしたら、暴力は表沙汰になりにくくなっているのかもしれません。
見つからないところで暴力をふるっている可能性ですね。
これは否定できません。

そんな状況を変えるためには、みんなで声をあげていくしかありません。
それぞれの現場で暴力に対してNOと言う。

いつか本当に暴力が撲滅できたと言えるのが目標です。
身体的な暴力だけでなく、言葉も暴力も。

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