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第5回ゲスト:イロハスさんと飲茶ニラさんと酒井まりあさんと城野史香さん(タイダン)「色んな人の技術や情熱が舞台上に乗って出来上がる瞬間を見ると、アドレナリンが出る」 聞き手:山本真生

年始に王子小劇場で開催される『見本市』
活動最初期にあたる9団体を選出し、ショーケース型の公演を行います
【公演詳細】
「見本市2024」
2024年1月5日(金)〜9日(火)@王子小劇場

みなさん、はじめまして。インタビュアーの山本です。
みなさんが今回の見本市で、初めてお目にかかる団体の、
お芝居の魔法に、より染まっていただきたく思い、
「見本市2024」に参加する方へのインタビューをしてきました。
第5回目のゲストはタイダンのイロハスさんと飲茶ニラさんと酒井まりあさんと城野史香さんです!

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【ゲストプロフィール】

イロハスさんのプロフィール画像

イロハス

1999年生まれ。板橋出身。脚演・舞台美術・衣装・撮影など。昼間は会社員、夜は演劇やってます。好きな食べ物はチャーハン。最近の特技はフェルト工作。

https://twitter.com/color_lotus
タイダン https://taidandayo.wixsite.com/taidan)

飲茶ニラさんのプロフィール画像

飲茶ニラ

1998年生まれ。神奈川県出身。脚本演出。昼間は会社員、夜と休日に演劇をしています。ベタとメダカを飼っています。好きな食べ物はピザ(さっき食べたから)。
https://x.com/9Sb67II4n3a?s=20

酒井まりあさんのプロフィール画像

酒井まりあ

1999年4月13日生まれ。東京都出身。役者・宣伝美術・衣装を担当。10ヶ月前まで会社員。最近は『進撃の巨人』をイッキ見している。好きな食べ物は北京ダックとたらマヨ軍艦。
https://x.com/taramayooon?s=21

城野史香さんのプロフィール画像

城野史香

1998年生まれ 東京都出身 役者
好きな食べ物は小麦製品全般
最近の好きなことは、ポッドキャストを聴くこととヨガ

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ずんずんちゃっちゃと軽やかにぴりりと辛い

イロ:タイダンでは「ずんずんちゃっちゃと軽やかにぴりりと辛い作品をお届け」をテーマに掲げて活動しています。クラシックやオリジナル楽曲を生演奏して、お届けしています。
   「ピリリと辛い」というのは物語のことで、飲茶とイロハス、どちらも暗い物語が好きなんです。それが、ずんちゃっちゃと騒がしい舞台のスパイスのようになっています。
   2023年3月に旗揚げし、早稲田大学劇団森の出身者で構成されています。
   サングラスがトレードマークで、顔を出すのが恥ずかしいというのもありつつ、顔で売らない、私たち自身の作品や人柄や見てもらうという思いを込めています。

   私は作演出です。

酒井:私は俳優で、宣伝美術と広報を担当しています。ビジュアルは全部私が創っています。

城野:私も俳優で、たまに演出助手をしています。

飲茶:私は作演出です。芸名は、本名を入れ替えたものです。「飲茶ニラ」で検索すると、中華料理屋さんが出てくるので、いつか勝ちたいと思っています。

イロ:漫画の『NANA』が好きで、最近無料で公開されているので、毎日1話読んでいます。ヤスが好きです。

酒井:私は古着屋や親世代の漫画が好きです。最近は「ときめきトゥナイト」が好きです。
   絵を描くことも好きですが、長く続けすぎて修行のようになっています。
   Smailupのアイドルが好きで、NewJeansも好きです。

城野:私は洋服が好きです。
   みんな私服のセンスが似ているので、タイダンのビジュアルは、みんなの私服で撮っています。

飲茶:最近魚を飼い始めました。ベタという種類の魚です。
   金魚よりは小さい、闘魚です。

劇の中に情報量を増やしていくのが好き

酒井:タイダンは「ずんずんちゃっちゃと軽やかに、ぴりりと辛い」をテーマに活動しています。
        「ずんずんちゃっちゃ」というのは、タイダンの作品ではいつも生演奏の楽団がおり、その方々と一緒に作品を創っています。音楽を創ってくださる坂井さんという方がいて、創ってもらったり、クラシックを使っていたり、音楽にはこだわっています。
   「ぴりりと辛い」というのは、タイダンの作風として、優しくはないというか、辛辣な、スパイスが効いた作品を創ったりするんですけど、生演奏を使ったり、ポップでありながらスパイスが効いているのが特徴かと思います。

イロ:書きたいことがだいたい暗いんですけど、歌ったり踊ったりして、「楽しそうにしながら忍ばせたスパイス」という感じがあります。

飲茶:確かに明るい話ではなく、劇中で起こっていることは温かくもないのですが、ある意味辛いような話であっても、エンタメとして昇華できるようにあらゆる手段を尽くした結果、スパイスみたいになってきました。

   もともとスパイスにしようと思っていたのではないのですが、半ば重いテーマでありつつ、明るいふうに見せたいと工夫した結果が、逆説的にスパイスになってしまったという感じです。

飲茶:タイダンを立ち上げる前に、私とイロハスはそれぞれ主宰で演劇を創っていました。

   私の劇もイロハスの劇も、音楽をふんだんに使っており、音楽ベースで創っていたので、音楽専門で音楽をディレクションしてくれたらいいなと思い、坂井さんにお声がけして、「こういう曲を創ってもらいたい」と企画段階から一緒に話し合ってもらって、もう三回くらい一緒にやって、専属でやってもらっていると感じです。

イロ:私は音楽が中心というほどでもないのですが、劇の中に情報量を増やしていくのが好きで、なるべく色んなことをしたいと思っていて、その中の一つとして音楽があるかなと思います。

   渡辺えりさんの演劇が好きで、歌うし踊るし、衣装も派手で早着替えもあるし、マジックもあったり、盛り盛りなんですけど、私も「これがやりたいな」という気持ちで音楽を入れています。

   もともと音楽や、色々なことをするのが好きで、一度野外でやった時に電源が無くて、生演奏でやってみたら、ライブ感が更に高まって滅茶苦茶たのしかったので、それからも生演奏を使っています。

   結構学生の頃に一緒にやっていた方たちが芸達者で、楽器を弾けたり、服に詳しかったり、そういう人と続けられています。

城野:私が大学で演劇を始めた時にも、高校の時に何をやっていたかと訊いた時に、演劇と関係ないことをしている人もいて、「そこが演劇に生かされているんだな」と思うことがたくさんありました。

   そこでの出会いが、今もすごく繋がっているなと思います。

とても私たちらしいな

飲茶:今回の作品では、舞台上で引越しをしたいと思っています。

   私たちは舞台上の情報量を増やすのが好きで、沢山の物量で、沢山の物や人が動いて、沢山の音が鳴って、沢山の照明が光って、そういうことがあればあるほど面白いと思っている節があります。

   沢山物が動くのと同時に、「急いでいる」ことをテーマにしています。
   普段過ごしていて、「忙しいな」と思うことが沢山あるんですけど、「なんであんなに時間があったはずなのに、気がつけばこんなに慌ただしいんだろう」と思うこともあります。

   舞台上でも、限られたランタイムで創っていくという時に、展開を急いだりもするので、急いでいる中でも沢山物を動かしたり、お話を進めていく中で、忙殺されてしまう時でも、いつのまにか大切なものを見つけたり、ちらっと見つけるきっかけが日常にあるなと思っていて、今回のテーマにしようかなと思っています。

   企画を立てた時には、まず引越しの話が出ました。
   そこから進めるうちに「どうしてこの人たちは急いでいるんだろう」と不思議に思いながら書いていて、そうしているうちにそっちに寄っていったかなと思います。

   ほぼほぼ最後まで書けている状態ではあるのですが、多少の調整は入ってくると思います。

イロ:台本を読んだ時に、「これはやるのが難しいぞ」と思いました。
   「急いでいる」「情報量を増やしたい」というのがあって、すごい勢いでシーンや会話の中身がどんどん変わっていくので、演出を凝るところもあって楽しそうだし、腕の見せ所かと思います。
   出演するにあたっては、一つ一つ分かりやすく見せていかないと、お客さんが何が起こっているのかわからなくなってしまうと思います。
   難しそうだし、やり甲斐がありそう、楽しそう、いっぱい練習したいなと思いました。

酒井:イロハスさんの台本も飲茶さんの台本も私は好きで、だから入団したというのもあるのですが、今回の脚本を読んだ時には「面白ーい」と一番に感じました。出演するのが、楽団の人+劇団員という、初めてのことなのですが、とても私たちらしいなと感じました。
   演劇を創る時の私たちの慌ただしさが、脚本に表れているなと思います。

   常に騒がしかったり、よく分からないことをやっているというので、脚本を読んだ時に「見本市2024にぴったりだな」と私は思ったんですけど、大変そう。
   ほんとうにこれをやるのか、大変そうだな、とは私も感じています。

城野:私もタイダンの良いところや特色がぎゅっと詰まった台本だと思っています。  

   くすっと笑えるような言葉の使い方が好きで、今回も台本に散見されて、これを読めるのが嬉しいなと思いました。

   沢山の言葉や物量、音や照明の変化がありつつも、しっかり伝える、流れないようにしないとなと感じます。
   役者としては面白いところを笑ってもらいつつ、しっかりと流れないようにしていかないとなと思います。

演じることを認めてもらって嬉しかった

イロ:渡辺えりさんの作品が好きで、少し前まであった劇団3○○のお芝居を中学生の頃から観ていて、スズナリで観た舞台『ガーデン~空の海、風の国~』がすごい迫力で、とても感動しました。
   「私もああいう演劇を創りたい」「もう一回観たい」と思って続けているのかなと思います。

   演劇部にも入っていたのですが、演劇部に入ってやる演劇は、教室でやる演劇で、みんなが淡々と喋っていました。
   「こんなに狭くちゃなんにも出来ないや」と思っていたんですけど、スズナリも狭くて、そこに20人くらいがぎゅうぎゅうになって出ており、衣装はすごく可愛くて、話はどんどん進んでいって、宇宙が出来るところから現代までにかけて、「親子が分かり合えるか」という壮大なところまで描いていました。
   「こんなに狭くても、こんなに色んなことが出来て、エネルギーがある舞台が出来るんだ。もう一回これを観たい」と感じています。

酒井:中学高校と美大系の学校に通っていて、創作している友達が常に周りにいる環境で過ごしてきました。

   才能がすごくあるなと感じる人や、すごく努力をしている人もいて、今も就職せずに創作活動をしている人や、就職した先で結果を残している人が沢山います。
   そこでの闘争心みたいなものが、私の創作活動を続けるためのエンジンになっています。

   魅力的なものを創って活動している人は沢山いて、私もその中に「紛れたくない」という気持ちが強いです。
   そうした闘争心や、同級生や同世代に負けたくない気持ちが、私の中にあります。
   イラストやデザインを描いたりしている周りの人よりも頑張りたいと、常に戦闘態勢というか、そうした気持ちが湧き続けているから、常に創り続けられている気がするなという気がします。

   もともと演劇は小さい頃から好きで、中高と演劇部に所属していました。
   演劇部が強いというか、体育館で全校生徒の前で演劇をするような、演劇部が結構目立っている学校だったので、絵を描きつつも、その延長線上に演劇がある生活をしていました。

城野:私は、演劇が好きな気持ちが、一番の原動力です。

   観るのも好きなんですけど、どちらかというと舞台に立って演じるのが好きで、演じることを認めてもらって嬉しかったという気持ちが、ずっと残っています。

   それを職にすることは出来なかったのですが、お客さんに楽しんでもらえるというのが、認めてもらえるということかと思って、そこが自分の喜びでもあります。

   お客さんに認めてもらうだけではなく、自分も、というのが、続けられる理由かなと思っています。

飲茶:演劇が出来るまでの制作過程にくたびれてしまっていたのもあるのですが、企画したり脚本・演出をした舞台が本番を迎えると、感動します。
   舞台上で役者さん同士が喋っていることも、自分の台詞を言っていることも、色々なテクニカルのスタッフさんが舞台を創ってくださったり、色んな人の技術や情熱が舞台上に乗って出来上がる瞬間を見ると、アドレナリンが出るというか、興奮します。

   演劇を創る過程は苦しいものだと思うのですが、舞台上に出来上がった演劇や、それを観てくれているお客さんを見ていると、その感動がクセになります。
   あれが演劇をやめられない理由なのかなと思います。

この気持ち、私だけじゃなかったんだ

ーー最近すごいなと思ったものを教えてください。

イロ:最近、東京駅で野外劇『マハーバーラタ 〜ナラ王の冒険〜』を観て、すごく印象的でした。  
   役者さんも上手でたのしかったんですけど、特にパーカッションの生演奏が迫力があり、ノリノリになれるのが良かったです。

酒井:今ジャンプ+で読んでいる『正反対な君と僕』です。
   恋愛系の学園モノで、すごくポップな作風です。和気あいあいとした学校生活でありながら、友人や恋人関係で、日常で起こる些細な気持ちが鮮明に描かれていて「この気持ち、私だけじゃなかったんだ」という部分に惹かれています。
   こういう細かい部分をポップに書けるのはすごいなと思い、感動しました。

城野:昨日、高校演劇部の都大会を観に行きました。
   そこで高校生の舞台を観て、すごくパワーに圧倒されました。活舌面で聞こえない部分もあったのですが、それを越えてくるものがありました。
   来年3月にも公演を予定しているのですが、もっと頑張らなきゃなという気持ちにさせられました。

飲茶:伊勢神宮に旅行に行き、おかげ横丁で伊勢うどんを食べていた時に、太鼓の音が始まったんです。
   いわゆる「神様に捧げる太鼓」で、それをパフォーマンスとしてやっていました。みんな伊勢うどんや近江牛を食べながら、自由にみていたのですが、その太鼓のパフォーマンスがとてもすごかったです。
   散歩中の犬が共鳴してすごく鳴くんです。太鼓の力強さと反抗する犬の声が、とても演劇的だなと感じました。
   日常の中に急にパフォーマンスが現れるというのは、やはり素敵だなと思います。

ワッと人を驚かせることを私もやってみたいな

――みなさんが演劇を始めたきっかけ、芝居初めを教えてください。

イロ:気づいたら演劇を始めて日常に溶け込んでいたので、明確なきっかけはありません。
   ただ、楽しいなと思ったきっかけは、小学6年生の時の学友会で演劇をやり、演劇な熱心な先生と一緒にエチュードをやったり、「舞台に立ったら人を楽しませるんだよ」と教えてもらい、エンターテインメントの視点を持って演劇をやったきっかけでした。お客さんの反応もよくて、笑いを取ったりするのも楽しかったです。

酒井:幼稚園の年長の時に、学芸会で『美女と野獣』をやりました。
   みんな出る役をやりたくて、いっぱいあったのですが、私はその時ふりふりなドレスを着たくなく、男の子とダンスをするのも恥ずかしかったので、キレイなドレスを着れそうな最初に出てくる魔女を選びました。
   蓋をあけてみたら、すごく長いセリフがあり、キレイなドレスが着れるだろうなと頑張りました。
   セリフを言いきれた時に、「長いセリフを私が言った」というので歓声があがり、演劇のアドレナリンのような物質が私の頭の中にむしゃむしゃと出て、テンション爆上がりになりました。
   そこから演じることにハマり、中学生の時の主人公に立候補したり、そうしたことがきっかけでした。

城野:幼稚園のお遊戯会の演劇が、最初の演劇体験だったなと思います。
   年少の時は先生が役を選んでくれて、『ちびくろサンボ』のサンボ役でした。年少だと主人公でも何人かでサンボ役をやることになりましたが、年長の時には『オズの魔法使い』でやりたい役を勝ち取れて、その時に面白く舞台に立てたのが嬉しい気持ちがずっとあって、今まで演劇をやってきたかなと思います。

飲茶:母が演劇を好きで、小さな頃から一緒によく観にいっていました。
   初めて観たのは『ムーミン』の舞台でした。思ったよりも不気味で、私は恐ろしくて「もう演劇は嫌だ」と言うようになりました。
   それでも「チケットを取ったから観に行くよ」と言われてついていった時に観たのが、桃太郎をベースにした『桃次郎』というオリジナルストーリーで、劇中に、隣の席に座っていた若い男の人が「俺が桃次郎だ」と言って立ち上がり、急に演劇に参加していって主人公になったのを見て、「なんて面白いんだ」と思いました。
   舞台上でキラキラ輝きだした姿を見て、感動してしまって、演劇の、ワッと人を驚かせることを私もやってみたいなと思うようになりました。

奇想天外なアイデアをぽんぽん出してくれる

イロ:どんどん創ったりできるタイプではないのですが、創り始める時にはテーマやモチーフを一個見つけて、それを面白く分かりやすく伝えるにはどうすればいいかと考えながら練っていきます。
  モチーフやテーマが一つだと弱いかなと思うので、四つくらい集まってくると、「演劇の形になりそうだな」と思います。

飲茶:なんとなく「この話を書きたいな」と考えてはいるのですが、今回の作品では「生演奏がしたい」「大きいものを吊るしたい」など演出面でのやりたいことを決めてから、書きたいと思っているテーマの中から合っているものを選んで、より具体化するようにしています。
   イロハスとは順序が逆かもしれません。

   タイダンの人と話していて楽しいのは、「これを演劇でやろうよ」という奇想天外なアイデアをぽんぽん出してくれること。
   今回はタイマーが舞台上に出てくるのですが、人の心拍数や光量や音のデシベルなど全てを計測して、全てモニターで表示してやろうというアイデアが出てきたりします。
   アイデアマンが多いので、みんなから聞いたアイデアや自分の中のアイデアで「これを実際に演劇でやれたら楽しいだろうな」というのを企画にし、どちらかというとアイデア先行でテーマを決めることが私にはあるかなと思います。

   イロハスと合作をした経験は無くて、お互いが台本を書いている期間は、よくイロハスがうちに来て客演目線で意見をくれて意見をくれたり、お互いのアイデアがちょこちょこ入るみたいなことはよくあります。

城野:私はそこから、台本の良さを引き出しながら、そのままにならないように心がけて、演技プランを立てていきます。
   役の人物図を作成して、「この人はどういう人か」と考えながら進めています。

酒井:ビジュアルは、勝手なイメージを先行させて作ることが多いです。
   みんなのことをよく知っているのがあり、トンチキな発想であったり、トンチキなことをやり出す人が多いので、トンチキな寄りで創ることが多いです。
   キービジュアルで「お茶をしている宇宙人」「旅行をしにきた宇宙人」となることが多くて、団体のことを宇宙人だと思っています。
   「変な人たちだな」と思うのですが、それにプラスして可愛い部分のあるセンスがあるので、そこを引き出しながらイメージに寄せて創っています。
   宣伝美術では、みんなで話し合って決めることもありますが、ほとんどの場合、私のイメージで創っていることが多いです。
   衣装などのビジュアル面では、撮りたい写真や持っている服が似ていたり、同じ意見を持っていることが多いので、よく考えて創るというより、そこから「これだ」と思ったアイデア先行で創ることが多いです。

派手にいきたい

――見本市2024に来たお客さんを、どのように芝居染めしたいですか?

イロ:派手にいきたいと思います。

※次回は明日、ふわふラプニカのおさべせりなさんのインタビュー記事です。次回もまたお会いしましょう!

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