【政治】自民党の総裁選で「選択的夫婦別姓」を争点にするのはなぜか?
経済やエネルギー問題、裏金や労働問題、憲法改正、国際的な紛争など、解決しなければならない問題が山積みなのに、なぜか必ず争点としてあげられる「選択的夫婦別姓問題」。
野党やリベラルの人たちが異常なほど、声高に叫んでいますね???
でも、私の周りの女性で、既婚・未婚を問わず、
この問題で困ったという人は、誰一人いない!
先日結婚した職場の後輩は「仕事では旧姓でそのまま働きま〜す」なんて言っていて、「公的手続きも思っていたほど大変じゃなかった」とのことでした。
世間一般ではこの程度の反応ですが、
選挙になると、なぜか大騒ぎになるのが、
すごく「不思議」で、すごく「違和感」💦
誰に聞いても、皆 よく分からないと言うし、
必死になって30年近くも議論されて
賛成・反対する理由もよく分からない🤷🏻???
「選択なんだから、別に夫婦別姓に賛成でもいいんじゃないの…」
というのが、国民大多数の意見だと思うし、
大手メディアも、夫婦別姓を認める論調に世論を導こうとしています📰。
私も色々と調べてたけど、あまりよく分からず、
正直,どっちでも良いんじゃないの
と思うのですが、
直感的に、この問題は、かなりやばいのではと疑っています💦
完璧に「怪しい」と思ったのは、以下の動画。
3年前の立憲民主党・枝野代表の動画ですが、
正しいことを言っているようなのに、
聞けば聞くほど、非常にウソっぽい印象
を持ってしまいます
(あくまでも個人の感想です)。
■そもそも、夫婦別姓とは?
「夫婦別姓」とは、夫婦が結婚後にお互いに別々の姓を名乗ることです。
現在の日本では、法律上の夫婦は、同じ姓を名乗らなければならないと、「民法」と「戸籍法」によって定められています。
夫婦別姓にするためには、民法と戸籍法の法改正が必要です。
【夫婦別姓・導入した際のメリット】
⭕️結婚前の姓で仕事ができるので、仕事上での業績の継続性を明確にできる
⭕️戸籍上の氏名と職場の通称がずれるという不自由から解消される
⭕️家ではなく、個人間での夫婦関係を築きやすい
⭕️周囲の人に婚姻や離婚が知られにくい
⭕️別姓を望むなら、法律上「事実婚」しか認められなかった夫婦が正式に婚姻できる
【夫婦別姓・導入した際のデメリット】
❌生まれた子供が、父親・母親どちらの姓を名乗るかで、トラブルが起きやすい
❌家族の証明が難しい
❌日本の戸籍制度の崩壊につながる
❌家族制度が希薄となり社会が混乱する
うーむ、メリットもデメリットも
どちらも「感情面」の話であって、
マスコミが大騒ぎしているこの問題は、
国論を二分するほどのレベルではないように思えるが…🤔
この「選択的夫婦別姓」を巡っては
平成8年(1996年)からずーっと議論されていますが、28年経っても、未だに結論が出ていない。
但し、様々な法制度の改正によって、現在では、女性が職場で旧姓を使うことは広く認められていますし、公的手続もかなり緩和されているそう。
それを何で今さら、総裁選の争点にしたがるのか、甚だ疑問が残ります🤷🏻???
因みに今回の総裁選の候補者で「選択的夫婦別姓」の導入に対して
🅰️反対
高市早苗、小林鷹之、加藤勝信
🅱️賛成
小泉進次郎、石破茂、河野太郎、上川陽子
🆎議論が必要(結論先送り)
茂木敏充、林芳正
🆎の人は、決めるつもりはないのでしょう。
世論を見てAになったりBになったりするんでしょうね。
こういう人たちに、何かを変えることができるのか?出馬会見で立派なことを言う割に、肝心なことはモゴモゴって感じですね
●高市・小林・加藤は反対!
高市氏や小林氏、加藤氏は
既に旧姓の併記を認められている制度もあり、
住民票などへの旧姓併記が広がっていることや、不動産の登記も旧姓でできると語り、不便は解消されつつあると語ります。
また高市氏は、自身が提出した法案が通れば、ほとんどの不便は解消される、と言います。
●小泉・石破・河野と上川は賛成!
一方、別姓を認めようと言うのが、
小泉、石破、河野氏の「旧小石河連合」の面々。
「家族の中で名字が違うことが、家族の絆の崩壊につながるというのは必ずしも違うと思う!」と小泉氏は熱く語ります。
情熱的に語る小泉氏ですが、発言の骨子は
「選択だから良いだろう」と言うことで、
立憲の枝野氏と同じ立場ですね。
高市氏の言う方がスムーズで社会的に混乱しないように思いますが、どうしても「選択的夫婦別姓」を導入して、民法と戸籍法を必ず改正したい!という執念を感じてしまいます😰
何故、この問題にそこまで拘るんでしょうか???
わざわざ民法や戸籍法を変えなくても
旧姓使用は既に認められているように思えますが。
■ひろゆき vs 百田尚樹 の討論
今回、この制度が争点になっている理由がよく分からず「X(旧Twitter)」を見ていたら、ひろゆきと百田尚樹のツィートを見つけました。
百田氏が小泉進次郎の「夫婦別姓」導入に反対すると、それに噛みついたのが、ひろゆき氏。
夫婦別姓か同姓かは、各夫婦に好きに選択させれば良いじゃないかと言う意見ですね。
これに対して、百田氏の反論は以下の通り。
この「選択的夫婦別姓」の導入を叫ぶ人々の背後には様々な反体制派の人がいて、最終的にはこの制度をきっかけに、まずは家族というコミュニティを破壊して、徐々に国家の解体を目論んでいることを百田氏は警告しています。
結局、「リベラル派」を称する左側の人々が
自民党の総裁選を利用して、
ジェンダーとか男女平等と言う美辞麗句で
社会を混乱させようとしているように見えてしまうのです。
困っている人を助けるフリをして
単に自分が盲信する「イデオロギー」に固執しているだけというのがキモチ悪い🤢
■国民は「選択的夫婦別姓」を自民党の総裁選の争点にしているのだろうか?
NHKの世論調査で、今回の総裁選の論点として望むのが、
①社会保障制度 35%
②経済・財政問題 26%
③政治とカネの問題 17%
と続き、選択的夫婦別姓は、たったの1%!
国民のほとんどが関心がありません。
でも、マスコミの討論会を見ていると、
必ず「夫婦別姓」の問題を取り上げます。
ここにマスコミの作為を感じますね😞
結局、「リベラル左派」と呼ばれる
声の大きな少数派「進歩的文化人」の生き残りと
それに乗っかったマスコミが騒いでいるだけということがよく分かりました。
「X(旧Twitter)」で偶然見つけたNoel氏のツイート ▼
なるほど。
どうしても夫婦別姓を導入したい方は
立憲民主党か共産党、社民党に政権を取らせた方が
話が早いんだろう😂
でも、「困っている人がいるならば」という
国民の親切心や同情心、情弱を『利用』して
自らのイデオロギーを実現させようというのは
腹立たしいですね😡
きっとこの後、この制度導入が総裁選に不利になっていくと、賛成している小泉、石破、河野、上川あたりの論調も、「慎重に議論を」とか「国民の理解を深める必要がある」と言う風に変わっていくと思います。
そういう日和見的な所が、自民党リベラル左派の嫌な所なんですけどね🤦🏻
改めて私は「選択的夫婦別姓導入」には反対。
理由は
民法や戸籍法を改正しなくても
旧姓が使用できないという現実的な不都合が解消されるからです。
となると
高市さんの言っていることの方がしっくりくるかな。
自民党の保守層右派の言う、
家制度の破壊を危惧することよりも、
左派やマスコミのやり方に胡散臭さを感じることが
一番大きな反対理由ですね。
なぜ、「選択的夫婦別姓制度」を自民党総裁選の争点にしようとするかが、よく理解できました🤔
以上、今回もお読みいただきありがとうございました。
(2024年9月15日投稿)
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