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2-15|ドローン同士で会話する世界【PPP-戦争論】


歴史を俯瞰しながら向こう数十年に日本で内戦が起こることを予想する。日本の地理的性質に注目しシンギュラリティが社会をどのように変革するか、大胆に説明された本。21世紀中盤の主要なテクノロジーである自動運転についての考察をはじめ、この技術の悪用方法に触れながら、物流戦争を乗り切るための最新兵器「ドローンユニット」について解説する。




AIによって、自律的に制御された機械を一個一個動かすということにおいては人間は完全にできるんですけど、機械同士で人間を超える、つまり機械の機械による機械の大量生産ですね。あれは現状難しそうという話で、それが起こるのがシンギュラリティって言われています。

しかしながら、これが起こっている状態ではドローンが人間と会話しているより、ドローン同士で会話した方が話が進むんですよね。これがテクノロジーのシンギュラリティだと思うんですよ。

シンギュラリティは、人間がどんどん教えていくよりもロボットがロボットを教えられるようになるから人間が教えるようなプロセスは不要だよね、ロボットはロボットでめちゃくちゃ発展するよね、みたいな話です。

それって、ドローンユニットができることと同義でドローンが2体で対話する方が人間に一個一個指令をもらうより、ドローン同士で干渉しあって、うまく動くようになった方が得だよねと判断をできるようになることなんじゃないかなって思うんですね。


サイバー攻撃とか遅いんですよ、本当に。人間がハッキングしている限り、プログラムを一つ一つやっていくしかできないので。

一つ一つプログラムを書いて相手方の人間にももちろんハッキング能力があるわけですから、いたちごっこになります。敵国のサイバー攻撃者を集団で物理的に叩いてぶっ殺すみたいな方が有利に決まってるんですよ。

機械が機械同士で自動的に相互干渉しあって、人間の話を聞くよりもうまく回っていくみたいなのがシンギュラリティなので、それが戦争のテーマになるんじゃないかなーっていう話でした。

ご清聴ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 

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