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まえがき|誰でもインフルエンサーになれてしまう魔法のマニュアル【YouTuberのなりかた】
1562文字
テクノロジーと融合した機械人間、YouTuber。2010年代に突然登場した彼らは一体何者なのか。また、彼らは単なるタレントの枠を超えてどんな影響を社会に及ぼすのだろうか。坦々とした文体で筆者はYouTuberになることは簡単ではないと説く。誰もが持っているスマートフォンから動画をアップロードするという、一見極めて簡単に見える行為。しかしほとんどの現代人は動画の1本すらアップロードしていないのだ。ましてや動画が見られ続けるようにするためには毎日投稿、生活スタイル自体の変更を余儀なくされる。このようなことを鋭く指摘した著者もまたYouTuberであり、動画投稿のみによって定義された「YouTuber」になることはこれからの時代を生きる上で極めて重要だという強い主張で締め括られる一冊。
本書は出版社を介することなく、また執筆に関してもほとんど時間を使うことなく書かれました。私が本書の出版を考え始めたのはおよそ1ヶ月前、知人の本の編集作業を手伝っていた頃です。
彼は登録者2000人弱のYouTuber(アカウント凍結されてしまいましたが)で、もともと書籍を紹介するチャンネルをやられていたのですが、彼のチャンネルに私も参加しているうちに、ご縁があって出版を手伝わせていただくことになりました。
Amazonの「ペーパーバック」というサービスがあります。これはオンライン通販事業で有名なアメリカの会社Amazonが提供するサービスで、指定された形式で電子ファイルを送信すると向こうで印刷、販売を代行してくれるというものです。
初めてこのサービスを知ったときは「なるほど、流行りのD2Cの書籍バージョンか」と高をくくっていましたが、これは本当に革命です。「本は書店に並ぶもの」という概念は書き換わるでしょう。私のような者が時間的工数をかけずに自分の考えを残すことができるのです。
自分が1年間、本を書いていたことに気付かされました。YouTubeチャンネル「逆精神病院」というものを作って毎日投稿することで私の人生は少しずつ、ただし確実に変わりました。
「逆精神病院」の詳細に関する説明は本書では省きます(YouTubeチャンネルを見ていただいたほうが早いかと思います)が、このチャンネルでは半年くらい毎日投稿をしました。
本書の内容はそういった毎日投稿の動画からの抽出です。ライターさんに文字起こしをしていただいて、そこから編集しました。
本にして出版する理由は、動画だとどうしても本書の内容は必要な人に届かないと考えたからです。それは再生数を見れば火を見るよりも明らかですし、さらに言えば本書で述べる内容は他の話題よりも普遍的な内容故にYouTube上で消費されづらいコンテンツなのではないかと考えるのです。
前置きが長くなりましたが、そろそろ本題に移りましょう。皆さんの人生がYouTuberになることを通して少しでも前に向くよう祈って。それでは
目次
まえがき 1
逆精神病院に通う理由(治療費0) 6
動画100本投稿してYouTuberになるために必要な準備(PCを使わない/一人暮らし) 10
2ヶ月YouTuberやって貯金使い果たした成果(登録者150人の別チャンネル) 13
中尺動画は小論文。外でメモ帳に溜め、家で一気に撮ると継続可能 16
上裸の学生証破壊系YouTuberを3年前にやった時余裕で顔出しOKした理由 18
中尺動画初期に犯したミス。動画見せる相手は友人ではない 20
YouTubeチャンネルを伸ばす単純な方法。3分の問題解決と40分の問題提起。【毎日投稿】 23
【元学生YouTuber】ユーチューブやっていく理由!! 25
あとがき 46
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