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手書きのチカラ

漢字を覚えなくなったのは、手で書かなくなったからだとよく言われますし、わたしもそう思います。同様、人の名前やメモなんかも手書きしておけば、印象に残って思い出しやすい。この、手書きのチカラを使いやすくしてモノにしたい。

スマホやタブレットに直接手書きして保存すればいい? やってみたのですが、どうも自分の手で書いた文字からは少し離れている感じがして、しっくりこない。やっぱり、紙にペンがいい。

どこでも書けるペンさえあれば、紙はそこらへんの新聞でもナプキンでもなんでもかまわない。余白がなければ活字の上に書いてもわかるように、太く書ける青か赤のボールペンがいい。

文字だけじゃない、簡単なスケッチや地図を描いておけばわかりやすい。こんなことをパソコンやスマホでやろうと思ったら、道具立てが面倒ですよね。そう、手で書くのは自由度が高い。

あとは、このメモを紛失しないこと。それに、見たいときにすぐ探せること、これが課題です。

手帳やノートに貼りつけてみた。メモが増えると分厚くなって、2冊も3冊も持ち歩くのはたいへんだ。だったら、写真にとればいいかと、スマホにかえてみた。

アルバムは一覧性と時系列で使い勝手がいい。写真一枚ずつ繰ればほしいメモは見つかる。けどねえ、ちょっとスマートじゃない。検索できないものか。

結論は、グーグル・ドキュメントにメモ写真を貼りつけることにしました。追加情報はあとからでも足せるし、日付とタグを添えておけば、検索で引っかかる。パソコンでもスマホでも探せる。

コツは、ファイルをテーマごとで整理しないこと。ひとつのファイルを1ヶ月間くらい使いまわす。そのほうが、前後の記憶もたどれるので使い勝手がいい。

容量は無制限だし、お金もかからない。なによりも、形式にとらわれずに、どんどんつぎ足すだけという、ずぼらな性格にマッチしている。

やってみて、野口悠紀雄さんの教えどおりだと気がつきました。