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我が家の家訓にしたい!シンプルなメッセージングが◎【読書/子育て】

【母が残してくれた、たった1つの大切なこと 喜ばれる人になりなさい】松永茂久さんの本を読み返しました◡̈⋆

本との出会いと読むきっかけ。

初めて読んだのは7月の初めの頃だったでしょうか。職域のワクチン接種で久しぶりに電車で都心に向かわねばならず、旅の友に書店で、往復で読み切れそうな本かなと思い購入しました。

著者は、ベストセラー本「人は話し方が9割」を書いた方ですが、それを理由に手に取ったのではなく、帯に書かれている【編集者が5回泣いた。】の言葉に惹かれたのだったと思います。

裏表紙の帯には、【100%感謝の気持ちが湧いてくる母子の物語。】とも書いてありました。
私が母親になったから、読みたいと思ったのかもしれません。

正直に言うと、私はこのようなシンプルな、白地に黒文字の表紙の本はなんとなく好きじゃなかったりします。あまり凝らなかったのかな?とか予算の関係かな?とか思うような本も過去にあったからです。

それでも手に取り読んだら…
涙は5回も出ませんでしたし、涙腺に来るものはあったけど、たぶん涙は流れなかったと記憶しています。

それでも…

この本は本当に読んでよかった。シンプルな話の構成の中に、珠玉の言葉がたくさんありました。
人の親として、これから子育てをして行くにあたり、読んでよかったと思える本でした。

心に響いた言葉

いくつも、宝物にしたい言葉が見つかったのですが、その中でも少しだけ紹介。

●「その徳はね、喜ばれることしたら1個たまるの。そしてね、人に気づかれないように喜ばれることをしたら、さらにボーナスがついて10倍たまるのよ」
●「効率の中から感動は生まれないよ」
●「もらった才能や勲章は決して自分をいばらせるためにあるんじゃない。その力を使って誰かに喜ばれるためにあるもの」

読み終わりに…

本も残り数十ページとなったとき、この本の表紙が白地に黒文字という、シンプルなものになっていたことが、ふと腹落ちした。そうだったのか。
本当にこの本は、ただ【喜ばれる人になりなさい】と言い続けた母の、その言葉を、その言葉を伝え続けた理由を書いた本だったのか。と。
この本の表紙は、このシンプルなもの以外、今となっては考えられないなと感じました。

私のこれからに活かす

「徳徳貯金」なる言葉も、何かの本で見つけたことがある。日々、目に見えない誰からも気づかれないような場所でも徳を積むと、いつかそれは巡り巡って自分に帰って来る。
私自身も、見返りを求めず、いつか「帰って来るかもね!」くらいの気持ちで、思いやりの行動を取りたい。娘にもそうあってほしい。
けれども、子どもにそれを伝えようとすると、人の見ている場所でそうすれば良いんでしょ?となる子も少なくない。そういった意味でも、前述した「母の言葉」は伝わりやすい言葉だと感じたので使ってみたい。

論理的に、効率的に。私はよく仕事でも家事でもそう考える。悪いことではないけど…
効率の中から感動は生まれないという言葉にグサッときた。ときには、まわり道してもいいんだな、むしろその方が心に響くことがあるんだなって理解することができたから、仕事でも家庭のことでも少し心にゆとりをもって、まわり道もいいやって思えるようにしたいなと思います。

まとめ

とてもシンプルなメッセージング
【喜ばれる人になりなさい】
覚えやすい、忘れない、何度も何度も伝える。

喜ばれる人になることが、最終的には大きな幸せとなって自分の人生に帰ってくるのなら、私もこの言葉を家族に、娘に伝えていきたいと思いました⸜🌷︎⸝‍

今回も素敵だと思えた本の紹介でした!
ぜひ、機会があれば読んでみてください♥

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