８００日連続投稿記念（ということにして）｜２０２３年の創作活動を振り返って

はじめに

　こんにちは、吉村うにうにです。普段は小説やエッセイ、たまにショートショートに詩を書いております。ちなみにこんな記事です。

　今回は２０２３年を振り返ろうということで、どういった活動をしてきたか、まとめたいと思います。

noteから頂いた、２０２３年のまとめの抜粋

　こんな感じです。

　読んで下さった皆様に、感謝しております。

普段は小説を書いてアップするだけですが、コンテストも出しております

　普段長編小説を書いていて、noteではこちらなのですが、

最近では書くことが自己目的化しているので、文体が単調にならないか、書いた先にある目的が見えなくなってしまわないかといった、存在のはっきりしない不安が出てくることがあります。そこで、揺らぎというか、変化をつけるという意味合いで、いつものライフワークとしての小説以外にも、あれこれとコンテストがあれば応募するようにしています。コンテストがあれば、過去の受賞作を研究することで、自分の執筆スタイルの反省にもなりますし、変化をつけるきっかけにもなります。また、アイデアを出す泉が枯れてきた時に、噴出させる刺激にもなります。そうそういったわけで、毎年、こだわって応募するものや、一度チャレンジしてみようと思って挑戦するもの、過去に作ったものがコンテストの趣旨と一致したもの、ときっかけは様々ですが、定期的に応募しています。

今年は恵まれた年でした

　吉村うにうに名義で受賞したものは三作品、と思ったら、上記の「無垢な気持ちで……」もforyouさんのコンテストで受賞でした。四作品です。他の名前で応募したものは、ごめんなさい。身バレ防止のため、ご紹介できません。
　まずはこちら。

　これはラッキーでした。１００００の応募作から５作品が選ばれる中に入るなんて、人生でもう二度とありません。曾祖父の話がベースになっています。私の一族は、変わった人が多く、その話を知人にすると大笑いされました。いつか、エピソードを紹介できるといいですね。
　上記の記事の中で、富永朋信さんの誉め方が半端なかったです。私、人生でこんなに人に褒められたのは初めてです。賞金は出ませんでしたが、富永さんの言葉で十分です（でも、賞金、ないよりはあった方が勿論いいです）。

　次は童話賞の受賞です。関連記事はこちら

　うつのみや童話の会賞で佳作を頂きました。これもラッキーとしか言いようがありません。童話の執筆経験はかなり少ないですが、アンデルセンの童話を読んで言葉遣いを研究しました。ぎこちなく、でも慣れないからこその緊張感と集中力で書けたと思います。ただ、元気で明るい作品の募集なのに、暗い話を書いてしまいました。ダメ元で出してみて、それでも賞を下さった審査員の先生方の懐の広さに感謝です。この話の切ない雰囲気が、自分がぬるま湯の中で沈んでいく悲しさと心地良さを味わえるようで気に入っています。すみません、意味がわかりませんよね？　とにかく、自分好みに仕上がりました。それを他の方に理由は分かりませんが、評価して頂き嬉しいです。

　三つめの受賞関連記事こちら

　ショートショートの受賞です。本当に、ショートショート界隈は猛者が多くて、以前も時々ショートショートのコンテストに応募していましたが、かすりもしません。今回も厳しいだろうなとは思いましたが、不戦敗だけは避けようと、書いてみました。このコンテストの前に、主催者の田丸雅智先生のビールを飲みながらショートショートを書くイベントに参加しました。その時、先生から。「で、これはどういう……」「どんな●●なんですか？」と次々と書きかけのアイデアに質問を入れて下さいました。つまり、作ったアイデアをとことん膨らませましょうという先生一流のアドバイスだったわけです。普段、捜索している時に、ついアイデアを煮詰めるのが甘くなっていることを気づかせてくれました。今回の、ショートショート、受賞そのものよりも、自分の刀が錆びているから研がないといけないことを認識できたのが一番の賞品でした。

最後に

　これからも、「８００シュー」を続けますし、コンテストも、気になるのは出していくつもりです。その中で、自分の創作体力が上がり、気づきを得て文章を改善し続けられればいいと思っています。まだまだ、読者や審査員の方に楽しんでもらえるような作品にするには道は遠いですが、少しずつ進歩させていきますので、温かく見守って頂ければと思います。

　ここまで読んで下さり、ありがとうございました。