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アフガニスタン女子サッカーのリアル脱出ストーリー「We Are Ayenda」



2024 Cannes Lions Awards

Grand Prix:Entertainment > Challenges & Breakthroughs
2 Gold:
1 Silver, 1 Bronze, 2 Shortlisted

Deconstruction

Brand
WhatsApp - ユーザーにとって安全なつながりの場を提供し、特に脆弱な立場にある人々にとってライフラインとなる強力なプライバシー機能を有する。

Target
プライバシーやセキュリティを重視するすべてのユーザー。特に困難な状況に置かれている女性や脆弱な立場にある女性コミュニティ。

Issue
WhatsAppのプライバシー機能が、ユーザーにとって重要であるにもかかわらず、特に脆弱な立場にある人々にとって、その価値や重要性が十分に理解されていないこと。

Challenge
WhatsAppのプライバシー機能が、特に脆弱な状況にあるユーザーにとってどれほど重要な役割を果たすかを伝え、広範なユーザー層にその価値を認識させる。WhatsAppを単なる通信アプリではなく、信頼できるライフラインとして位置づける。

Barrier
プライバシー機能が、特に脆弱な立場にある人々にとって、自分たちの安全を守る手段として認識されていないこと。また、日常生活にどのように役立つかを想像しにくいこと。

Driver Insight
困難な状況にある人々、特に若い女性たちは、安心してコミュニケーションできる場を強く求めている。

Creative Insight
安全なコミュニケーションの場を求める人々は、ただ機能的なプライバシーの提供ではなく、実際にそのプライバシー機能がどのようにして彼らの人生を守り、希望を与えるかという感情的な側面に強く反応する。

Idea
”We Are Ayenda"
アフガニスタン女子ユースサッカーチーム「Ayenda」の物語を通じて、WhatsAppのプライバシー機能がどれほど重要な役割を果たしたかを描いた30分のドキュメンタリー映画を制作。この映画では、タリバンが権力を握った後の彼女たちの脱出劇を、インタビューや実際のWhatsAppメッセージを交えて再現し、WhatsAppのプライバシー機能が単なる技術的特徴ではなく、命を救い、未来を切り開くための重要なツールであることを、感動的な物語を通じて伝えた。

「Ayenda」とは、アフガニスタンの女子サッカーチームである「アフガニスタン女子ユースサッカーチーム(Afghan Girls National Football Team)」のニックネーム。さらに「Ayenda」はペルシャ語で「未来」を意味し、彼女たちが希望と未来を象徴する存在であることを表している。

Transformation
WhatsAppとは、
単なるメッセージングアプリ → 命を守り安全を提供する「ライフライン」


※各内容には筆者の解釈や推測が含まれてます。

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