Dataを共創の源に「Room For Everyone」

Awards

Grand Prix：Creative Data（Creative Data）
1 Gold：
1 Silver and 9 Shortlisted

Deconstruction

Brand
Mastercard - “doing well by doing good”という信念のもと、技術とデータを通じて金融包摂を支援するブランド。

Target
ポーランドのウクライナ難民と、ポーランドの地元のビジネスオーナー。

Issue
ロシアのウクライナ侵攻から2年経った今でも、約150万人のウクライナ人がポーランドに残っている中で、ウクライナ難民に対するポーランド社会の見方が悪化してきた。

Challenge
ウクライナ難民がポーランドに受け入れら共存できる持続可能なシステムを構築する。

Barrier
ウクライナ難民が地元の雇用やビジネスを奪うのではないかという漠然とした懸念や、根拠のない不安。

Driver Insight
ポーランドの地元ビジネスオーナー：経済的な安定と持続可能な成長を手にしたい。
ウクライナ難民：新しい環境で成功し、地元に受け入れられたい。

Creative Insight
たとえばレストランと美容院など、違うビジネス同士でも成長を相互に支援できる補完的な組み合わせがある。

Idea
”Room For Everyone"
Mastercardは、取引データ、足跡データ、およびビジネスの補完性に関するインサイトを活用し、ウクライナの新規ビジネスがポーランドの既存ビジネスと相互に利益をもたらすための最適な場所を示すツールを提供。
ビジネスのペアリング情報を提供することで、ウクライナのビジネスを価値ある経済パートナーとしてポーランドに誘致。
地元のポーランドの起業家とウクライナの難民の両方に利益をもたらす経済協力を促進することを目指している。
このプラットフォームは昨年の「Where to Settle」プラットフォームの続編であり、ポーランドの主要な不動産ポータル「Gratka」と提携して開発された。

Transformation
ウクライナ難民とは
地元の雇用やビジネスを奪う競合者 → 成長を相互に支援できる協業者

Mastercard（とポーランドの主要な不動産ポータル「Gratka」）のデータとは
ただのインフォメーション → 社会を変えるためのツール