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教室指導での学びもある

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メールでの連絡先は、
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です。また、Twitterアカウントは
https://twitter.com/oitatutorです。
coconaraのオンライン家庭教師は
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家庭教師は通常、その名の通り生徒の自宅で指導を行うものですが、諸般の事情で教室で指導をすることもあります。そんなとき、普段見られない他の先生方の授業、おそらくは個別指導の授業が垣間見られるので、私自身の勉強にもなっています。

たとえば授業コマ数がすごく多そうな英語の先生(女性)。いつ教室に出向いてもその先生が誰かを指導しています。授業の空き時間は、自習している生徒にもスタッフにも積極的に話しかけています。おそらくこの教室内でも人気がトップクラスの先生でしょう。私は人見知りで引っ込み思案なので、ああいう真似はなかなかできません。ある意味、私とは正反対の指導スタイルです。リーダーシップで生徒を導くタイプですね。

押しが強いタイプの先生もいる

私は生徒に英語を教えるとき、生徒に苦手意識をもってもらいたくないと思い、わざとカタカナ英語の発音で説明しています。しかしその先生はバリバリのアメリカ英語全開です。語尾のerを強く強調する発音は、イギリス英語好みの私にはアレなところがあります。でもその女性の先生から教わっている生徒はrの発音が上手ですね。rの発音と聞き取りは日本の英語初学者が最初に躓くところですが、生徒が恥ずかしがらずに本場っぽく発音しているのは大変うらやましいです。もっとも、私ならBritish Englishで教えますけどね。

rの発音と聞き取りは最初の関門

一方、教室指導ならではの弊害もあります。周囲で全く異なる進度や科目の授業をしているので、声の大きな先生の声にかき消されてしまい、学習に消極的な生徒の声が聞き取りにくいのです。集中力が削がれやすいので注意が必要です。

教室に来ている生徒にもさまざまなタイプがいます。生徒同士やスタッフとずっとおしゃべりしているコミュ力高めな子もいれば、一人で黙々と自習している子もいます。低学年の頃から学校帰りに教室に寄って2~3時間くらい自習する習慣がついていれば、基本的に学校の試験で悪い点を取ることはないでしょう。

以前、教室スタッフに得意科目の一つとして世界史と話していたせいか、見ず知らずの大学受験生に世界史の勉強法について尋ねられました。それで世界史の教科書を見せてもらったら、予想通りウェストファリア条約以後のページがほぼ手つかず。世界史を苦手にしている子はこのパターンが意外と多いです。

世界史は覚えることが非常に多い

まず近代から覚えること、1日20ページずつのペースで進めれば、年内に全部読み通せるから大丈夫と伝えておきましたが、後から考えると2回か3回くらい授業した方がよかったかもしれません。そうすれば暗記のコツが掴めるので、あとは自分でやれるはずですからね。

まだ間に合う!

教室指導で初めて知ったこともあります。家庭教師の派遣センターに登録したときは、教室スタッフとの人間関係をよくしておいた方が良いということです。彼らには私が考えていた以上に生徒との繋がりがあります。けっこう長い時間、スタッフに進路相談や身の上相談にのってもらっている子も多いです。

教室スタッフとの人間関係は重要

私は長いこと個人契約で家庭教師をやっていたので、他の先生の指導法や生徒の日常に触れる機会があまりありませんでした。長年試行錯誤を続け、ようやくある程度指導スタイルを確立することができましたが、個別指導教室で改めて学ばされることが多いです。今後もこの経験を糧として、自身の指導にさらなる磨きをかけていきたいです。

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