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「人生の旅」も半ばを過ぎて

旅が好きだ。

旅といっても特別遠くに行く必要はないと思っている。

住んでいる県内を散策するのでもいいし、ご近所をウロウロするのだっていい。いやもしかすると、自宅や職場で過ごしていても「旅」でいい可能性もある

もちろん遠くに行って知らない街を歩くのもいい。とかいいつつ飛行機と船がダメなので「海外に行きたい」という気持ちはあまりない

最近「旅」って結局「気の持ちよう」というか、「心のあり方」なのかもしれない

人生はひとつの「旅」

そもそも「人生」が「ひとつの旅」なんじゃないか?

筒井康隆さんの『旅のラゴス』を読んで、そう思うようになった

筒井康隆さんのことは子供の頃から好きで、本もたくさん読んでいるんだけど、「名作」と推す人も多いこの本はなぜか未読で

でも年齢を経てから読んでよかったのかもしれない。10代、20代の頃なら「ふーん」で終わっていたようにも思うから。

人生の旅も、少なくとも「もう後半」になった今だからこそ感じるものが多い。来し方行く末。そんなことを考えて…

ふわふわと漂流したい

実家を出てから「自分は定住するのは苦手」だと気づいた

地域を大きく移動する必要はないけれど、同じところに住んでいると飽きる。だからじわじわ動きたいみたい

定住しつつ、動き回る。

滋賀彦根に住んで10年。家は2軒目、店は同じ商店街の中でじわっと動いて4箇所目。

彦根に定住するか、しないかはわからないけど、きっとこれからもまだまだ家も店も動き続けていくんじゃないか? と思う

そんな漂流もまた「旅」なのかもなぁ

小さな旅と、おいしいもの

大好きな「小さな、小さな旅」と、そこでみつけた「おいしいもの

自転車が好き
電車と徒歩が好き
本が好き
大きなお風呂が好き
外のベンチでぼーっとするのが好き

そしておいしいものが好き

そんな「好き」の話を

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