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《キンカノート》 新年早々の大ニュース。
年が明けて、2021年1月10日、
キッチンシンク上の吊り棚で寛ぐぽんず♀。
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普段なら、
「こらーっ!キッチンはいかん、いかんよーっ」
と、速攻で立ち退きを命じられる場所だが
この日は無礼講。
なぜならば、
なぜならば・・・
一週間前の1月3日から5日にかけて、なんとぽんちゃん、合計三つの卵を産んでくれたから!!!
えーっ、早い!この早さは全く予想してなかったんですけどーっ!
っていうか、お疲れさまだったね、ぽんちゃん。
去年から、ちゃんとケージに帰ってくれるかヒヤヒヤしながらも
毎日一度はゴマだれとぽんずを放鳥していたのだが、もともと怖がりな性格のせいか
ほとんどの時間をケージの置いてある六畳の和室で過ごし、(たまに調子に乗って立ち入り禁止のキッチンに言って厳重注意を受けるが)
しばらくすると自ら戻っていくという、なんとも飼い主に優しい二人だった。
それが
年明け早々二人が一緒に外に出てこなくなったので
おや?と思い、何気に巣を覗いてみたら
つぼ巣の中にいるぽんずのお腹の下に卵が二個!見えたのだった。
ああああああああああああ♡!!!
驚きと嬉しさで叫びそうになったが
警戒させてはいけないので心の中で大声を上げた。
そして翌々日には三つ目の卵も確認!
おおおおお・・・♡
どうやら本格的に抱卵が始まったので、
二人同時にはお出かけが出来なくなったようだ。
・・・見たい。
ホントは卵も、卵を温めるゴマぽんもじっくり見たい。
でも今は絶対に怖がらせてはいけないのだ。
飼い主はグッと堪えていつもより二人に話しかけないようにし、
特に最初の数日は最低限のお水と餌の交換以外はケージに近づかず、
離れたところからさりげなーく様子を伺った。
(なので抱卵中の写真は無いの。すみませぬー)
前の投稿に書いたように、確かに親鳥のオスとメス、ゴマだれとぽんずは交代で抱卵していた。餌を食べたり、ちょっと休憩、という感じで巣から出るタイミングで二人は交代しているようだった。
産んでから数日はずっとメインで温めていたぽんず♀が
久しぶりに長い時間外に出ていたのがこの日。
しかも気分転換でもしたかったのか、
和室から隣のダイニングキッチンまで飛んで行ったあと、
いつもなら行かないような炊飯器の上まで探検している。
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そーかそーか、良いんだよ、ぽんちゃん。
今日はゆっくり好きなところで休憩しておくれ。
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ただし普段は立ち入り禁止区域。
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と、いうわけで
2021年の年明けは突然のベビー誕生で始まった。
そしてここから
”子育て下手で有名な”キンカチョウと小鳥シロウトの飼い主が
ヒナのお世話に奮闘する日々が始まるのだった。
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