《キンカノート》 動物と暮らしたい。

ある時から、
”やっぱり動物を飼いたいな”
と思うようになった。

実家にいた頃を含めると
犬、ハムスター、亀、メダカ、インコなど
何かしらの動物と暮らしてきたので動物を飼うこと自体に抵抗はない。

記憶にはほとんど無いけど、鳥もいた。
小さい頃の写真にはウサギやセキセイインコと一緒に写っていたし、
成鳥になってからのコザクラインコを引き取ったこともあった。

ただこのコザクラインコのゴンちゃんという女の子・・・、事情があって飼えなくなった友達から譲り受けた子で、うちに来る前から凶暴すぎて鋭するどいくちばしで突つき、噛かみまくる・・！
触るどころか餌をあげるのも一苦労（泣）。
唯一の救いはと言うと、夜に「おやすみ〜」と言ってケージに布をかけてあげると「バイバ〜イ♪」と可愛く返事をしてくれることだった。

この暴れん坊ゴンちゃんのおかげで、私の中には「小鳥」＝「世話の大変さと割りが合わない動物」として刷すり込まれ、以来一度も”小鳥を飼いたい”と思ったことが無かった。

それが。

あることがきっかけで
”小鳥もヒナから育てれば良いのでは？！”
と気づき、一気に興味が湧いてきた。

そして最後の最後までハムスターとの２択で迷いはしたが、
2020年の11月、ついに
「よし、小鳥を飼おう！」と決めたのだった。