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委員会退部しました

こんにちは!
今回は大学で属していた委員会を退部した話をしようと思う。

タイトル写真は芝公園近くから撮った東京タワー。

大まかに話すと、入っていた委員会を退部した。
アトピーの症状が酷く、続けられないと判断したから。

私は大学で、野球の試合のサポート、具体的には広報やチケット販売、当日の観客誘導をする団体に属していた。

腕章をつけて活動できるこの委員会に入るのは、私にとってめちゃくちゃ憧れで、入学前から「この委員会に入ろう!」と決めていたほどだ。

1年経ってみて、私には、想像していたよりも過酷だった。

当日の業務はかなり大変で、炎天下の中ずーっと漆黒のスーツを着て走り回る。もちろん汗をかくから、痒くなる。

これに耐えるのが、正直きつかった。

当日までももちろん仕事があり、夜にオンラインミーティングをする事が多かった。

オンラインミーティングというだけで普段と違う形式に緊張する上に、夜遅いから痒くなるのだ。

夜遅くなると痒くなるという話は以前、「3限にしてくれませんか。。前編」という記事で書いたのでもしよかったらそちらもみて欲しい。

↓リンクはこちら↓


以上に挙げたような、汗で痒くなったり、夜遅い時間にミーティングがある事で、自分を大切にできていない気がした。

自分で選んで入った委員会なのに、その活動に参加する事で自分の身をすり減らしている。

少しずつ退部したいという気持ちが自分の中で芽生え始めた。

しかし私の委員会は一度入部したら基本的に退部は認められず、4年間活動続けなければならないという制度がある。

これを知っていて入部を決意したのに、退部するなんて有り得ない。

入部する時、体育会系っぽいこの委員会は後々大変になりそうだから、と親には入部反対された。

けどそれを押し切って入部したのだ。もちろんそれは後悔はしていない。

だから余計苦しんだ。

そんなこんなでずっとモヤモヤする日々が続いていた。

今年の春、委員会活動開始直前。
辞めるなら、活動が始まる前だな、と思っていた。

かなりアトピーの容態が悪化して、真っ直ぐ立つのも辛いという状況になった時があった。

「これ、続けるの無理かも。」と思った。

真っ直ぐ立てもしないのに、どうして続けられるだろうか。

そんな時にある動画に出会った。
「人生をビンに例えると」というタイトルだ。
↓リンクを貼っておくのでぜひ見ていただきたい。↓

ざっくり内容をまとめてみる。

人生は、

家族や健康、友達といった「1番大切なもの

車や仕事といった「ある程度大切なもの

そして「それ以外の些細なもの

で構成されている。

それぞれをゴルフボール、小石、砂と大きさの違う3つのものに例えた。

そして人生を一つのビンと捉え、そのビンに、ゴルフボール、小石、砂を入れていく。

この動画では、ビンにそれらを入れる順序についてフォーカスしている。


最初にゴルフボールを入れると、後から小石や砂を入れる余裕はあるけど、最初に小石や砂を入れてしまったら1番大切なゴルフボールが入る余裕がなくなってしまう。

つまり、人生で重要じゃない出来事に時間を使うと本当に大切な物を見失ってしまうんだ。ということ。

どんなに忙しくても、友達とビールを飲む時間はあるんだよ、という最後のストーリーも素敵。(笑)


委員会の活動が重要じゃないとは思わないけど、この活動が自分に負担をかけていることは間違いない。

これを見て、退部を決意した。

同期や先輩にはアトピーがある事を言ってなかったが、しっかり伝え、活動できる状況にないことを伝えた。

無事に退部手続きも終わり、
この記事を書いている時はもう委員会の活動は始まっている。

自分がもうずっと憧れだった委員会の一員でない事は切ないが、アトピーを良くするまでは、自分を大切にしなければいけないなと思った。

退部する事は無責任なのか。もちろん無責任だと思う。しかし本当に無責任なのは、活動が始まってから音信不通になったり、無断で活動を放棄することではないか。

人として当たり前ではあるが、退部の手続きをしっかり踏んだことで、退部後の今もモヤモヤする事なくすっきりした心持ちだ。

これからは、陰ながらではあるが委員会の活動を応援したいな、と思っている。

今日はここまで。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!


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