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【読書感想文】読めば過去の自分を振り返る?「怖ガラセ屋サン」澤村伊智

お久しぶりです!
読了した本が2冊あるのですが体調を崩してしまい紹介し損ねていたのでやっと紹介させて頂こうかなと思います。 
1冊目は、10数年ぶりぐらいに読んだホラー小説です。
そんな感じなので澤村伊智さんは初読み作家さんです。
それでは早速、あらすじから紹介させて頂きます。

あらすじ

誰かを怖がらせてほしい。戦慄させ、息の根を止めてほしい。そんな願いを考えてくれる不思議な存在――。「怖ガラセ屋サン」が、あの手この手で、恐怖をナメたヤツらを闇に引きずりこむ!

怪談は作りものだと笑う人、不安や恐怖に付け込む人、いじめを隠す子供、自分には恐ろしいことは起こらないと思い込んでいる人……。
こんなヤツらに、一瞬の恐怖なんて生ぬるい! 
気づいたときは、あとの祭り。
”怖がらなかったこと”を、後悔させてあげる――。
一話ごとに「まさか!」の戦慄が走る、連作短編集。
版元ドットコム

Amazonで検索するとKindle版しか出てきませんでした。

感想

お話としては、怪談を作り物だと笑う人、不安や恐怖に付け込む人、いじめを隠す子供、自分には恐ろしいことは起こらないと思い込んでいる人に怖ガラセ屋サンを名乗る謎の女性が依頼を受けて対象者に恐怖を味合わせる。という物です。

TBS系の「王様のブランチ」で紹介されていて気になったので購入しました。

一話ごとにゾッとして自分では忘れてしまっている過去の罪とか無いよね?って少し不安になりました(笑) 
私は第二話の「救済と恐怖と」と第四話の「怪談ライブにて」と第六話「見知らぬ人の」が好きです。

どうして人って自分には恐いことは起こらないと思って油断してしまうんでしょうね。
ちなみに私は、怪談にも人間にもどちらもしっかり恐がります😂

本書を読んで、恐い事は恐いと思える人間で居たいし、後ろめたいと思う様な事はやらないで生きていける人間で居たいなと思いました。
理想の大人でいるための目標が増えました。

このホラー小説はしっかり恐がった物のお手洗いには行けるぐらいの恐怖だったのでホラー初心者の方におすすめだと思います。
読み慣れてないけどちょっと恐いの読みたいなって時に如何でしょう?
私は、ホラーに慣れてないのでまた当分読まないかもしれません。
今日は自分の日頃の行いを振り返って改めたくなるかもしれないホラー小説をご紹介させて頂きました。 

ここまで読んでくださりありがとうございます♪
それでは、次の記事まで( *´꒳`*)੭⁾⁾マタネー

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