見出し画像

どれだけ私が愛しても、

久々の投稿です。
忙しくて、とかそういうことではなく。
なんとなく書く気が起きなくて
こんなに間が空いてしまいました。

以前こちらの記事を書きましたが、


今回はこちらに関連した記事になります。



駅から歩いて20分、
最寄りとは言い難い駅から
今日も歩いて帰宅する。

20分は正直歩くだけでは暇である。
かと言って歩くことをやめては家に辿り着かない。
故に私はよく母に電話をかける。

地元が遠く離れており、なかなか帰省もできない。
私が歳を重ねると同じように親も歳を重ねるもので
会えるうちに会いたい、
話したい、
と思うようになってきたのだ。

話題はなんでもないようなことで、
やれ最近体調がすぐれないだの、
どこそこに出かけただの、
他愛のない話である。

私は3人兄弟で、妹と弟がいる。
私の妹はちょっと抜けている、
私の弟はめちゃめちゃ頭がいい。

比べて私は"なんでもない"。
できもしなければ、できなさすぎるわけでもない。
ただ1番初めに生まれただけである。
差し障りのない存在であった、
というかそのように自覚していた。
妹や弟に手がかかる、目が向くから、
私は大人しくしていよう、そういう考えだった。
"長女らしく"していた時が1番褒められたものだから、
褒めて欲しい見て欲しい私はより一層長女らしくいることを選んだ。


その結果、


何も変わらなかった。


いくら姉らしく頑張ったところで、
母の目は私に向かない。
全く向かないわけではないが、
私の話をしていたかと思うと、
いつのまにか弟や妹の話になる訳だ。
昔は3人一緒に居たから姉らしさも映えただろうが、
大学生から一人暮らしを始め、
3人それぞれが今や家族と別々に暮らしている。
そうなってくるともう姉らしさはあってないような物。
姉は1人では姉になれないのである。

私に目が向くことはないと何度諦めたことだろう。
この歳になっても、
諦めたはずでも、
目を向けて欲しい、認めて欲しいと求めてしまう。
求めた結果はいつも変わらないのに。

父親はそうでもない、
皆に平等な気がする。
それか単純に、
父に似ている私を父が可愛く思い、
母に似ている妹と弟を母が可愛く思っている、
それだけなのかもしれないが。
私がどれだけ母を気にかけようが、
どれだけ母に感謝しようが、
どれだけ仕事を頑張ろうが、
母に私はあんまり見えていないらしい。
私の愛はすり抜けている。

つまるところ、
どれだけ私が愛しても、同じだけの愛は返らない。
そういうことだ。

ただちょっと話し相手が欲しくて電話をしたら、
ちょっと切なくなった話。
"なんでもない私"の話である。



モヤモヤが喉につかえて落ちていかないので、
なんとかスッキリしたくて記事にしました(笑)
喉がつかえた感じはまじであって、
というか喉になんか異物感が1ヶ月近くあって、
母に相談したら、
「病院行ってね」
とは言ってくれたけど、
すぐに弟がすごい話とか妹の話になって、
(特にどうでも良さそう〜)
と物悲しくなってしまったエピソードから書いたものです。
心配して欲しかった自分はずかし。
心配してくれるわけないのに。
まあでも異物感はマジで気になるので明日にでも病院に行こうと思います。
何にも心当たりがないや。


おいも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?