#119 テレビで観た「大盛り食堂」と、私とのズレ 2022.4.29(金・祝)
先日たまたま観たテレビ番組で、全国各地で話題の「大盛り食堂」が取り上げられていました。
山盛りになった"どんぶり類"の他に、"桶"に入ったカレーライスなどもあり、観ているだけで"お腹いっぱい"に。
紹介されていたお店は、どこも同じような資金繰りに苦労した過去があり、店主は一様に、「お客さんのため」と言い、自身の車や宝飾品を売り払って、商売を続けて来たと語っていました。
あれだけの大サービスですからね…
番組に出演しているタレントさんたちは、そのVTRを見て、「うぁー、すごいなー」と感動している様子でした。
以上ここまで、色々と
違和感を感じました。
違和感①
"お腹いっぱい=幸せ"価値観は、今もなおスタンダードなのか!?
"若い=ハングリー"は、Z世代には当てはまらないような気がしています。
満腹から幸せを感じられるという感覚は、もうお腹いっぱい食べなくても良くなった世代の幻想にすぎないと思います。
私が新入社員だった20年くらい前、当時の上司から回転寿司に連れて行かれ、お腹が破裂しそうになっているのに「いいから食え!遠慮するな!」と言われた恐怖体験が甦ってきます…
違和感②
"食品ロス"が社会問題になっています…
この手の番組で以前は無かった光景ですが、食べ切れなかった分を持ち帰り用食品容器に入れて持ち帰っていました。
食べ残しはけしからん!の声への対抗策だと思われますが、スゲーわざとらしい…
"残ったら持ち帰る"のでは無く、"持ち帰らなくても良い"工夫をすることが、食品ロスを無くす鍵になると思います。
違和感③
身を切る苦労話を美化するな!
誰かのために自らを犠牲にする行為に対して、今もなお、拍手を送ることに驚きました。
民法のバラエティは、「ザ・大衆」だと思いますので、日本の多数派に向けて番組が構成されているはず。
私の情報源は、Voicy、Podcast、YouTubeなどですので、"自分から求めているもの"が大半になってしまっていると思います。
ですので、思考の偏りをいくらでも正すために、新聞やテレビのニュースなどからも情報を得るように心掛けているつもりです。
変に尖った野郎になるのがイヤでしていた努力でしたが、私はまだ、少数派のままです。
少数派なので、あえて大声で言いたいのですが、
何事もフラットに
何事もWin-Winに
それが
"サスティナビリティ"
なのではないでしょうか!?
どちらかが苦しいと感じる社会
を
オカシイと思う
ところから始めませんか?
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
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