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地域職人というハブの存在について

こんにちは。

今日は、ツイッターでやっていた「いいねの数だけ今年の思い出を振り返る」タグで話した地域職人についてです。

おいでよ上田の振り返り

情報と情報、集団と集団を接続するハブとなる存在

地域職人という名前がいきなり出てきましたが、参考にしたのはこの本です。

大学の教員の方や研究者の方たちが書いている本なのでかなり難しい内容でまとめられている内容ですが、一部読んだだけでもかなり興味深いテーマになっています。
地域創生の正体とは何か。継続して成長していける地域戦略とは何か。その地盤づくりには何が必要なのか。その地盤づくりのきっかけとなる地域メディアの存在意義と、どういった手法があるのか…などが書いてあります。

そのなかの一説で紹介されていたのが「地域職人」です。

これはわたしがこの本を読んで解釈した地域職人なので、正確には違うかもしれません。(または、他にも色々な定義があるのかもしれません)

地域職人とは、ある特定の地域の情報収集に長け、何か課題が出てきたときにより有用な情報に接続してくれる存在
電話交換手の地域情報版というようなイメージでしょうか。

この本では、地域職人プチ地域職人というのが紹介されています。
プチ地域職人は、地域職人になりうる存在です。あらゆる情報を網羅していなくても、ある特定の情報には長けているとか、比較的情報収集・発信を好んでできる存在のことだとわたしは理解しています。

地域職人ができることは、あらゆる情報の収集・整理・発信。
いわゆる「地域メディア」と呼ばれるものです。

発信する媒体は何でもよくて、フリーペーパーやSNS、ブログ、ポータルサイトなどさまざまです。
大切なのは地域の情報を収集し、整理し、発信しているという3つが揃っていること。

長野県でいうと、Skima信州さんをはじめとし、そのサイト内のローカルメディア一覧で紹介されている皆さんのような方たちです。

どのサイトも、あらゆる情報を網羅しているというわけではありませんが、それぞれの主催者の方が得意とする分野の情報を収集・整理・発信しています。
もちろんこの一覧にある方に限らず、地域に関係した情報をまとめて発信している方も含まれます。

この人たちひとりひとりがプチ地域職人であると仮定して、そのプチ地域職人たちを集約できるような存在が地域職人、というようなイメージでしょうか。

地域職人の可能性

この地域職人(または、プチ地域職人を含めた地域職人集団)を自治体が持っているかどうかというのが、地方都市では非常に大切な要素になってくるとわたしは思っています。

そしてできることなら、行政サイドとうまく情報交換をできるシステムが構築されればより強いと感じます。

わたしはおいでよ上田の活動をしていると、「(中の人)さん、あなたみたいなひとが議員さんになるべきだよ」なんて言ってくれる人もいますが、全く議員になろうとは思いません。

というのも、今現在の上田は「議員」という職業と「市民」という存在の間に無理解・無関心という深い隔たりがあるからです。(上田に限ったことではないかもしれませんが)
その隔たりを解決しないことには、わたしが議員という対岸に渡ってしまったら制限だらけでやりたいことが出来ず苦しむことが目に見えています。

自分自身を上げて書いているわけではありませんが、そういったような課題意識を持って情報の収集・整理・発信ができ、制限なく自由に動き回れる存在というのが地域には必要です。

もちろん課題というのはこれに限らず、地域の文化財を残したいとか、歴史をもっと大切にしたいとか、もっと経済活動を活発にしたいとか、文化の継承をしたいとか、それぞれの地域職人が持っているものです。

そして地域職人のこういった活動を制限されない・自由に行える環境と、地域職人どうしが情報交換できること、彼らの整理した情報を尊重し、行政も相互に活用できるしくみが自治体の中にあることでより情報が必要な人に届き、課題を持つコミュニティと解決できる手段を持ったコミュニティどうしがつながることができると考えます。

人と人のつながりを取り持つ存在として

地方都市に人がとどまる一番の理由は、「その地域とつながっている」と感じることであるとわたしは考えています。
上田市は小さくまとまった団体が多いという特徴は以前から言われていますが、裏返すと、かなり細分化されたコミュニティを持っている地域であり、どんな人でも受け入れられる可能性がある場所です。

上田に欠けているのは、その細分化されたコミュニティどうしがつながりを持つ機会と相互理解です。
その部分を埋めていけるのが地域職人であり、彼らによって複雑につながりを持ったコミュニティと必要なところに必要な情報が手に入るという環境を手にしたとき、上田という地域はもう一つ上のステージに上っていけるだろうと感じます。

以前、地域においての人と人のつながり(=コミュニティ)の重要性については記事にしましたので、合わせてご覧いただければと思います。

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長野県上田市においでよするTwitterアカウント。Twitterはふんわりやっていますが、noteではそちらで書けない真面目な話を書いていこうと思います。中の人成分多め。 おいでよ上田について→ https://oide.hsl-ueda.com/about/