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新型コロナウイルス COVID-19の感染者になった話(コロナ後遺症編)

こんにちは、おいでよ上田です。

前回の記事でコロナになりましたというご報告などをしたのですが、思った以上に温かい反応ばかりいただきました。
本当にありがとうございます…!

※この記事はあまりまとまっておらず、後半は特にとっちらかっている記事です。読みづらかったらすみません。

だいぶ間が空いてしまいましたが、今回はその後の自宅療養の話とか、療養期間明けの話とか、後遺症とか、そういうのを書いていきたいなと思います。
実は前回書いた記事、朦朧としている中で書いたので「こんな事書いてたんだな…」となりました。怖い。

感染後期

療養5日目まで:感染中期?

この頃が一番しんどかった気がします。
とにかく喉がめちゃくちゃ痛くて、ツバを飲み込むのも痛くてできない。呼吸しているだけで喉が痛いので、早く治れ…と念じるしかできませんでした。

療養7日目まで:治りかけ

喉の痛みが弱くなってきて、まともに食事を食べられるようになったのがこの辺り。
それと引き換えに痰がかなり絡むようになってきて、むせることで喉がガラガラになり、人生で出たことがない声が出ました。笑

このあたりになるとしんどさはだいぶ軽くなり、コロナでなければ外出してもいいかな、くらいの体調になってきました。

また、療養期間が終わっても「極めてうつしにくくなっている」だけで、もう3日ほどは感染力がわずかにあるそうです。
そのため、発症から10日目までは、自宅療養を終えても不要不急の外出はなるべくしない、高齢者など感染リスクが高い人にはなるべく会わない、という対応が必要とのこと。

ちなみに同居の家族は1日前に療養期間を終えていたんですが、わたしがまだ自宅療養期間でした。
そうなると家族は「濃厚接触者」となって5日の自宅待機期間がプラスされるんだそう。不思議。

療養期間終了後・・・終わりが見えないコロナ後遺症との戦いへ

この記事を書くのが遅くなってしまった理由が実はここにあります。
後遺症がなくなったら更新しようかなーと思っていたのですが、感染から2ヶ月ちょっと経った今もまだ全快していません。
後遺症、これなかなか厄介です。

息苦しさ

呼吸器関係は、息苦しさと咳がずっとあります。肺に入れられる空気の量が少なくなったような、そういう感覚。
実はわたし小児喘息をやっていて寛解しているんですが、軽い喘息症状が常に出ているような、そんな感じです。

咳は常にゲホゲホするという感じではなく、長時間話していたり空気が乾燥していると咳が止まらなくなる、そしてむせやすくなったと感じます。

目のトラブル

自宅療養終了後から一週間くらい、右目だけ目やにがかなり出るようになりました。
このとき眼科に行ったときは「結膜炎(※広く目の炎症をそう言うらしい)」との診断で、目薬を処方してもらいました。

その後も両まぶた(右は特に)の目尻がガサガサになってそこだけアトピー肌のようになってしまい、これは2ヶ月経った今も継続しています。
目のかゆみ(結膜炎?)と焦点を合わせにくい、かすみやすくなったなどもあり、流石に皮膚科か眼科に行ったほうがいい気がしますね。(他人事)

体の痛み・倦怠感

特に頭痛、関節痛。肋骨も痛いですが、呼吸器関連の痛みのような気がしますね。
この痛みは「すごく痛い!」という感じではないのですが、薬を飲んだり治療するのもちょっとどうだろう、くらいの絶妙に不快な感じですね。

また、よく言われる倦怠感や、スタミナがかなりなくなった自覚もあります。
体力はもちろん集中力なども長く続かないため、少し出かけたり集中して作業を行うとどっと疲れてしまうし、どんなにゆっくり過ごしていても16時頃になるとしんどくなってしまいます。

言語関係の不調

言葉が出づらくなった、ろれつが回らない、タイプミスが増えた、などもあります。
これは「気持ちの持ちようでは?」と言われればそんな感じもしますが、ろれつが回らないのは同時期に感染した家族も同様だそう。

メンタル不調

目に見えないところで深刻なのはメンタル状況です。
わたしは以前3年ほどうつ病をやっていてこれも寛解していますが、その時の状況に非常によく似ています。
これは無理もないことなのですが、周囲の理解のなさみたいなのが主な原因かなと考えています。

日本国内のコロナ感染者の累計はざっくり1,850万人(参考:チャートで見る日本の感染状況)として、日本の人口1億2850万人(参考:統計局ホームページ)で感染した人の割合は14%
回復後1ヶ月経過して何らかの後遺症を訴える人はそのうち7割(参考:厚生労働省・診療者向けパンフ)なので、単純計算すれば全国民に対してコロナ後遺症経験者は10%
ですが、コロナに複数回感染している人もいることを考えると、10%よりやや少ないくらいでしょうか。

10%という数は左利きの人やLGBTQ+の人の割合とほぼ同じですね。(いずれも日本・諸説あり)

何が言いたいかというと、わかってくれる身近な人がいないということ。これはかなりメンタルに来ます。
加えてこれまで難なくできていたことがしんどくてできなくなってしまった、頑張りたいのに疲れてしまって頑張れない…などは、うつになっても仕方ない状況に置かれてしまうのも無理はありません。

後遺症がひどくなるきっかけは運動?

療養期間が終わった後約2ヶ月は安静にしていたほうが良い、という話があるそうです。
まだ原理がわかったわけではないので「らしい」くらいの話ですが、後遺症が出てしまう人は「療養中の遅れを取り戻そうと頑張ってしまった人」が多いらしいのです。

確かにわたしも後遺症の症状が強く出たのはかなり動いたあとでした。
療養明けの半月後に花火の打ち上げ、翌日上田真田まつりのスタッフをしており、その翌週にかなり強い後遺症由来と思われる不調が約1週間続きました。
その約1ヶ月後「これは体力が落ちたせいでは?」と汗をかくくらいの運動を2日続けましたが、やはり翌週は1週間ほど症状がかなり出てしんどい思いをしました。

というわけで今のところは「なるべく体に負荷をかけない」という方針で過ごすようにしています。
ゆっくり動く、階段はなるべく使わない、意志力・集中力が必要なことは優先度をつけて最優先のものだけをする、作業も短時間に済ませる、など。

そもそも頑張っても体調が悪くなるだけなので、自分を労って生活するように心がけていますが、おそらく自宅療養終了後もこういった生活をしばらく続けていれば、後遺症もあまり強く出なかった可能性がありますね。

生活できないわけではないのでもどかしいですが、もう少しこの症状と付き合っていく必要がありそうです。

ちなみに漢方薬が割と効いている感じがします。飲んでいるのは「柴胡桂枝乾姜湯」「ノイ・ホスロール」の2種類。
※それぞれ症状が違うはずですので、「これを飲めば良くなる」という保証があるわけではありません。
紹介したものはわたしの体質を薬剤師さんにヒアリングしていただき処方されたお薬です。必ず医療機関や薬剤師さんに相談した上で服薬するようにしてください。

他にも鼻うがいが効く…とか、腸活(ビフィズス菌・食物繊維摂取)をすると良い…とか、色々あります。一つずつ試して様子を見ていますが、まあ気持ちの問題かな?もう少し続けてみます。
この記事を書いている2022年12月22日現在も、だましだまし生活しているという感じですね。
傾向がわかってきたのでもうしばらく節電モードで生活していこうと思っています。

参考文献一覧

チャートで見る日本の感染状況 日本経済新聞

統計局ホームページ

厚生労働省・診療者向けパンフ

↑「コロナ後の運動は控える」はこちらの本から。コロナ後遺症のオンライン診療も行っている病院の医師が書いた本です。文字も多くなくさっと読めておすすめ。
kindle版もあります。

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