凡人が起業で勝ち筋を見出す習慣 その16
人間関係が終わるとき。
離れるつもりがない(離れると思っていない)人からすると、離れようとしている人からの人間関係終了宣言は、寝耳に水のように感じられるかもしれない。
でも離れる側からしたら一時の感情で離れる判断をしたのではない。
膨れ上がった風船が今のタイミングで割れただけであって、前々から風船は破裂に向かい膨らみ始めていた。
風船は一方的に空気を入れ続ければ、膨れるばかり。
膨れた風船に気付けば、空気を抜くことができるが、人間関係を終わらせてしまう人は残念ながらその様子に気付かない。
相手がまるで無限ホールかのように、空気を遠慮なく入れてくる。
でも相手が人である以上、無限ということはあり得ない。
空気を相手にドンドン入れ続けば、早かれ遅かれ破裂する。
破裂したら修復はほとんど不可能に近い。
人間関係が終わる瞬間、終わりに向かっている瞬間を何度も見てきた。
人間関係が終わるときは本当にあっという間。
様々な関係性の人がいるので、そこに至る理由は人それぞれ。
表現は違えど理由を一つ一つ聞いていくと、ある答えに収束していくことがほとんどだった。
年齢、立場、性別に関わらず、ほとんどが同じ理由に行きつく。
それは
「相手が自分のこと(自分が大切にしていること)を大切にしてくれない」
ということ。
なぜ人間関係が終わりになるまで気付けないのか。
もちろん、同じパートナーと一緒に居続けることを薦めているわけではない。
時間や環境の変化で価値観や考え方に変化が起きることもある。
一緒にいない方が双方の幸せ・成長に繋がるのであれば、離れることも選択肢の一つになる。
しかし、ここでの話はそうではない。
傍から見て絶対に離してはいけない人を離してきた人たちのこと。
なぜ風船が膨らみ始めた予兆に気付かないのだろう。
なぜ風船が割れることがないと思うのだろう。
そこには相手に対する驕りもあれば、甘えもある。
何より、一番の理由は、相手を理解しているつもりになっていて、相手を理解する努力を怠っていること。
人間関係終了宣言をした人とされた人の双方から話を聞くことがあるが、宣言をされた人は、本当に面白いくらい、宣言した人のことを分かっていない。
自分の都合の良いイメージで相手を解釈している。
相手への理解の更新が全くなされていない。
だから、相手の的を射ないのである。
的を射るには相手をよく見ることが絶対。
でも、チャンスは何度も来ない。
矢があるうちに的を射ることができなければ、試合終了となる。
矢が無くなったら、挑戦すらできないのである。
矢が無限にあると思っている人は人間関係が終わりに向かっていることに気付かない人だろう。
相手の的に当てにいく。
1本1本の矢を丁寧に放つように、本当に相手を大切に思うのであれば、相手の一挙手一投足に目を向けよう。
発する言葉に耳を傾けよう。
相手の関心に関心を持ち、相手の価値観・考え方を理解する努力をしよう。
何度も言います。
チャンスは限られています。
離したくない人、離してはいけない人がいるのなら、相手にもっと真剣になってください。
そして、あなたが相手に真剣であるかどうかはあなたが決めることではありません。
相手が決めることです。
そのことを忘れずにいることが、強固なパートナーシップを築く秘訣だと思います。
以上「凡人が起業で勝ち筋を見出す習慣 その16」でした。
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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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