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#11 デジタルメモを瞬時に取って、一発で整理する超速の知識管理【後半戦】

※ 以下、音声配信のトランスクリプト(文字起こしコンテンツ)です。

とにかく明るいしくじり先生やまけんの【人生後半戦のハーフタイム】にようこそ。

前回の前半戦では、声は見えない、消えてしまう。気づきや記憶も消えてしまう、という話をしました。

しっかりと記録して残しておかなければならないとは思うのですが、でも、やはり大切な気づきや記憶はどんどんと自分の記憶から抜け落ちてしまいます。

デジタルで知識は大炎上 0:34

ネット上からは日々、ウェブページの記事、動画、音声の情報が降りそそいできます。自分が集めてきた知識、気づきや、アイデアのメモやノートを自由自在に操るには、一体どうしたらいいのか。自分の中ではずっと、大きな問題でした。

ここで、自分の経験をお話しさせてください。デジタルで集めてきたメモやファイルをカテゴリーやフォルダで分類し、管理をしようと考えました。

カテゴリーとタグで管理

1つの場所に置かれたあと、フォルダの数がどんどんと増え、自分の仕事の内容も変わっていくにつれて、このシステムでは全く役に立たないことがわかってきます。

あとからファイルが見つからないということが続出して来たのです。そこでタグでひもづけしようと考えました。そうすると、今度はタグの数がどんどんと増えすぎて、後から何がなんだか分からないという状態になってしまいました。

こうして整理がつかない状態で、ブログ記事を書く、あるいはメールを書くということをしようとすると、必要なファイルを探したり、あるいは整理をしたりするのに、何時間も半日も時間がかかってしまいました。

結局、1つの記事やメールを書くのに大きな苦労してしまうということが続出してきていました。

そんなある時、デスクトップをリモート会議で海外の人に見せるという経験をしました。画面いっぱいにファイルのアイコンがデスクトップに広がり、とても恥ずかしい思いをしました。

その後も、情報収集から整理・要約し、つなぎ合わせ、新しいアイディアでアウトライン、アウトプットへと、一貫したプロセスがどうやって作ったらいいのか、試行錯誤が続いていました。

紙で知識管理は不可能 1:52

そんなある時、梅棹忠雄氏の「知的生産の技術」という有名な本に出会いました。

この本では、「京大式カード」という、B6番ですか、少し大きめなカード、図書館のカードよりも少し大きめのカードですけれども、これに自分のアイディアやメモを1枚に1つずつ作っていくというシステムがあるということを知りました。

京大式カードとボックス

そこで自分も早速これを試してみようと思い、すぐオンラインで購入して手元に届いた後、試そうとしました。しかし、なんと3日坊主ならぬ数時間のうちに断念しました。

手帳や紙の束を持ち歩く、あるいはこれをいつでもどこでも置いておいて、ペンで自分のアイデアを書き込んでいく。そしてそれを集めてきて、カードボックスの中に整理整頓していく。大量に貯まった紙の知識を管理するというのは、いかに大変かというのを改めて気づきました。

では、これを一体どのように整理していったらいいのか。自分の脳の中に入っている知識、記憶、これをデジタルで拡張できるのか、自分の経験と知識を使って世界観を作り出していけるのかと、とても迷い始めました。

今、急速にデジタル化が進んでいます。しかし、このデジタルの中で、いかに知識や情報を整理整頓して、必要な時に必要な場所に置いて使えるようにできるのかというのは、今後の大きな鍵になると考えられます。

セカンドブレインとの出会い 3:57

そんな時、あるビジネスコーチの紹介で「セカンドブレイン」という、グローバルなナレッジ集団に出会いました。

Building a Second Brain

これまでにもお話をした通りですが、1,000人の人が一堂に会して、知識の使いかたをデジタルでどう扱うのかをディスカッションするグループに参加する機会があったのです。

iPhoneとDRAFTSでデジタルメモを自動化する方法 4:17

そこから大きな気づき、大きな進展がありました。実例でお話しします。

例えば、前回もお話しをした大きな気づきがあったとします。その時、その場で気づきをメモに残すということなのですが、紙でなければいったいどうするのかというと、私が使っている方法は、iPhoneでDraftsというアプリで音声を文字入力します。

Drafts

わずか数回タップするだけでアプリを立ち上がり、音声入力が始まります。音声のメモが入力し終わったら、Evernoteというツールへボタン1つで送信します。これで音声で入力したメモがEvernoteのインボックスへ送られます。これで忘れることはなくなったわけです。

Evernote

そして、後から空いた時間、または定期的にでも、インボックスから重要度と緊急性で管理されたプロジェクトや保管庫へと移動していきます。これでもれなく必要な時に必要なアクションがとれるようになりました。

もちろん文字入力ではなく、ボイスメモアプリなどで音声ファイルに記録することもできます。しかし、音声ファイルだと何がその中に入っているかを見ることはできません。もう一度開き直して聞くという作業が必要となります。また、文字起こしの作業も必要です。

こういった面倒で難しい作業がある場合は、元来、怠け者の自分には3日坊主となる可能性が高いです。すでにそのような経験をしてきています。これを他の人に話したところ、やはり他の人も難しい作業がからむ場合は、どうしても続けることができない、習慣化することができないということを知りました。

デジタルメモと「ナレッジハック」で知識を完璧管理! 6:16

このデジタルメモという考え方、これは自分の意識と記憶をどう記録して処理するかということにおいて、非常に大きな意味があると思います。重要な点は、経験や知識は記憶として残りますが、言葉として処理されます。

これまでは記憶を紙に記録して、紙の上に文字として表現をして処理をしてきました。今、デジタルな知識が画面に表示されて、いくらでも簡単に記録ができるようになりましたが、問題は必要な時に必要な情報が見つからない、使えないということです。

記録された知識が簡単に取り出せて、自由に処理できるかどうか、そしてそれをアウトプットまで一貫したプロセスでつなげられるかどうか。できなければ、これは大きなボトルネックにもなります。逆に、これを処理することができれば、自動化できれば、大きな進展があると言えます。

先ほどのセカンドブレインという考え方、デジタルで情報や知識を自動化して処理をしていく。そしてアウトプットまでつなげていく一貫したプロセスができるようになります。こういったアプローチというのは、今後必要になってくると思います。

これまで、肉体労働は機械の自動化で人の労働を奪ってきました。今現在、事務や情報処理労働というものがどんどんとAIによって自動化され、なくなってきています。

先ほどのグローバルナレッジ集団に参加して、知識管理のハック、「ナレッジハック」というものを知ることになりました。この後、この「ナレッジハック」についてお話をする機会があると思います。

それでは、この後の配信にご期待ください。

とにかく明るいしくじり先生やまけんがお届けした【人生後半戦のハーフタイム】でした。



【お知らせとお願い】 - 突撃インタビューを誰にする?

この後から、この音声配信チャンネルの大きな目的でもあるインタビューが始まります。実際にインタビューをするその段になって気後れし始めているのですが、やっと重い腰を上げました。

どうせやるなら大きなイベントもありかなと思い、一念発起です。何か、大きなことをこの後考えています。

インタビューのテーマは、

  1. 急成長する音声配信で、今起こっている変化とは

  2. 音声市場が収益を何倍にもする実例とその具体的方法

  3. 音声市場に広告のお金が集まる中、どう収益化するか

の3点です。

あなただったらどんな人のインタビュー対談を聞いてみたいですか?また、何を聞いて欲しいですか?

それは、音声配信のトップかもしれませんし、人気のパーソナリティかもしれません。あるいは、売り出し中のあの人かもしれません。

ぜひこの人という人を教えてください。この音声配信へのコメントかTwitterのDMでも結構です。是非とも宜しくお願いします。

とにかく明るいしくじり先生の【人生後半戦のハーフタイム】でした。

それでは次回の配信をお楽しみに。


お知らせ

この記事は音声配信プラットフォームのstand.fmで配信している第2回配信の音声コンテンツの内容を記事にしたものです。

やまけんの【人生後半戦のハーフタイム】は、パーソナリティ: 【とにかく明るいしくじり先生】 やまけん」が、脛(すね)に傷を負いながらも人生の後半戦にチャレンジします。

このハーフタイムでは、音声配信などを活用して、先端を走る先駆者たちを切込隊長として突撃インタビューしながら、その成功と失敗の裏側から見えてきた気づきや秘話を持ち帰りリスナーに公開します。

この後から、どのような展開が始まるのか、その予告編としてその第一回目の放送を是非お聞きください。

この配信にもあるように、やまけんは人生の後半戦を戦う人たちを応援していきます。

もし、何か感じるところがあれば、フォローして後半戦の気づきや武器を手に入れてください。🚀 🏆 🎙


 

 

 


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