#66 最新情報 - 知識の洪水をナレッジベース、新しい発見、そして価値へ繋げる
(以下、音声配信のトランスクリプトです。)
とにかく明るいやまけんがお届けする人生後半戦ハーフタイムにようこそ。
今日は最新情報として「知識の洪水をナレッジベース、新しい発見、そして価値へとつなげる」という点についてお話をしたいと思います。
これは海外のインフルエンサーや起業家が注目している新しいトレンドということができます。
セカンドブレインとは
特に私が注目しているのが、「セカンドブレイン」という知識の管理と思考力のテクノロジーに関する新しい潮流です。
これまで私たちはインターネットの登場で、大きく生活が変わってきました。仕事ももちろんです。
仕事のやり方や、それから人と人との繋がりも変わりました。SNSという新しいものができたり、そしてチャットやビデオ、それにメールはもう本当古くからあります。そういった、私たちの生活はそれまでの時代、紙で情報をやり取りをするような時代からデジタルで繋がっていき、今では瞬時で必要な情報やメッセージが届けられるようになってきています。
こうやって考えてみると情報と言うのは、過去においては情報を持っている人が権力を持つというような情報が足りない、情報の独占の様な時代から、それが独占されることによって、非常に高価なものになっていきました。
しかし、インターネットの登場でそれが解き放たれて、非常に豊富でどこにでもあるようなものになると同時に、その後その情報の価値というものがどんどんと無料に近づいていくというそういった変化を遂げて来ています。
インターネットの登場は、単にインターネットでつながって情報がやりとりできるということから、WEB2.0と呼ばれるようなお互いが繋がって友達になったり、クラウドとブロードバンドで繋がった世界ですべての情報が取引等含めて行われるようになしました。私の仕事とや生活はインターネットを前提としたものになってきています。
今現在WEB3.0と呼ばれていますが、これがさらに高度に進んでいこうとしています。これに同時進行するように、インターネット上の情報量というのも莫大なものになってきています。
ある調査によれば、インターネット上の情報は、2010年に2ゼタバイトでした。これは2025年には185ゼタバイト(ほぼ100倍)になると言われています。( Volume of data/information created, captured, copied, and consumed worldwide from 2010 to 2025)これは最近、2020年以降では、2年で倍増のペースで進んでいるということです。もうとんでもないあのスピードで済んでいるということですね。
これは人間が処理できる能力をはるかに超えてしまっています。個人の仕事や生活のレベルもでも同じで、これはもう日常茶飯事となってきました。この結果、情報のオーバーフローということが起こっています。
いかに自分が使う情報を、自分の周りから自分が必要としているような情報を、どこからどう見つけてくるのか、思考能力の疲弊が起こっていると言えるのかもしれません。
そこに海外では新しいカテゴリーとして、この先ほどの「セカンドブレイン」という考え方が登場しました。さらには、これを使うためのツールとして「セカンドブレイン・アプリ」というものが使われるようになってきています。
セカンドブレイン・アプリ
特に、例えばEvernoteとかっていうのはもう10年ぐらい前から日本でも使われて来ています。日本で非常にポピュラーで、海外でもアメリカなどはじめとしてポピュラーだったのですが、これ以外にもここ最近4、5年でかなりのものが出てきています。
例えばNotionですね。この会社、ある調査によれば最近資金調達をして企業価値も膨大なものになってきているということのようです。(Notion Reaches $10 Billion Valuation, Boosted By Remote Work — And TikTok)
こういったように、知識をナレッジベースとして、ナレッジベースっていうのは知識のデータベースですね。すぐに個人が使えるようにできる。パーソナル・ナレッジマネジメントなどという言い方もされますが、個人レベルで自分自身のコンピューターパワーを使って知識を管理できる。
自分が一生涯にわたって使ってきてような情報、新しく収集してきた情報、過去に読んだ本の重要な箇所をパーツパーツに切り分けて組み分けることのできるような、データとしてそこに残しておく。
こういったことができるようになることによって、新しいアイディア、発想、それから新しい発見、そしてイノベーションへと繋げていくことができるようになります。
こういったこと、例えば、スタートアップの起業家や、あるいはインフルエンサーの方々というものは、先を争うようにして、こういったツールを使いこなそうとしてきている。そこに注目をしている。
だからこそ、Notionとか、あるいはRoam Researchとか、Memとかいった最新のアプリが出てきて、そこに資金が投入されるようになってきているということです。
こういった情報をどのように仕入れて、日本でも使えるように最先端の情報をお届けをして行きたいと思います。
これをどう最新のテクノロジーを人間の想像力や発見へとつなげていくのか、これを日本の発想のベースでどう使いこなすことができるのか。日本には過去から、日本の生産性、製造業をベースにしたものすごいノウハウというものがあります。
それが最近のアジャイルやスクラムと言ったGAFAMなどが使って急成長を遂げることを可能にしたプログラムやシステムの開発の原動力に使われて来くるようになったという話をここ最近しました。
同じようにこれを日本のベースでの使えるようにするノウハウを利用することによって、さらに展開して行くことができると考えています。
セカンドブレイン・サミット
こういった情報、最近の、大きな動きがありました。「セカンドブレイン・サミット」というものが、きょう3月14日から3月18日までの間、開催されます。こういったツールをどのように使いこなして行くか、セカンドブレインというものをどう使っていくか、それは一体どういうものなのかといったことが、オークの専門家がインターネット上で、バーチャルなコンファレンスを開いて語るというものです。
わたしもそのバーチャルサミットに参加をするように手配をしてありますので、皆さんにその、アップデートをこの後もこの声の音声の配信でして行きたいと思います。
はい、今日はセカンドブレインという考え方、そしてセカンドブレイン・サミットが今開催中で、これから一週間開催されるということ。そしてこのセカンドプレイン・アプリを使うことによって、情報の管理思考の管理知識を発見、価値へと繋げていくことができる。大きなパワーを手に入れることができるんだと。
その情報配信これから始まりますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
はい、とにかく明るいやまけんがお届けする【人生後半戦のハーフタイム】でした。この後の配信もお楽しみに。
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