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八島太郎没後30周年祈念イベント

12月に開催される「やしまたろう」のイベントについてご案内致します。

自分の中では、昨年1月に鹿児島市立美術館で開催された「野イ忝宗男と桜島展」、同年3月にかごしま県民交流センターで行われた「市民アート 西田橋の拓本 全面公開 2022」に引き続く、一大アートイベントとなります。

やしまたろうは、自分が絵本の読み聞かせをする中で、最も需要な作家でした。中でも「からすたろう」や「道草いっぱい」は読みながらいつも泣いてしまいそうになります。鹿児島出身の世界的な絵本画家ですが、地元ではあまり関心が持たれていないかも知れません。
私が暮らす日置市にもゆかりがあり、2年ほど前から偶然、資料事務局の山田さんと知り合い、お手伝いを進めてきました。
現在「海浜物語」の復刊作業と、没後30年の祈念冊子の編集が追い込み作業中です。

以下、八島太郎資料事務局の山田美穂子さんからのテキストの転載となります。どうぞよろしくお願いいたします。

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先日、NHK「日曜美術館~故郷は遠きにありて~」の放送で注目された八島太郎の生涯。そこで絵本「海浜物語」が紹介されました。60年前、1963年に吹上浜を訪れた八島がこの浜を舞台に描いたもので、この物語に登場するのは山田美穂子舞踊学校の子ども達です。

帰国後、アメリカで出版され、カルデコット賞に輝きました。そして、世界の子どもに遠い吹上浜への憧れを抱かせました。後に日本でも出版されることになりますが、現在では日米版ともに絶版となり、手にすることは至難となっています。

この度、八島太郎没30年を祈念して、絵本「海浜物語」300冊を限定復刻し、最後の遺作・遺品展を八島ゆかりの地で開催する運びとなりました。

八島太郎の遺作・遺品と、その遺志を継承する資料事務局・山田美穂子に接する貴重な機会となりますので、是非ご参加いただければと存じます。

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以上

案内状の画像です。



ご興味のある方は「ご住所・お名前・当日に連絡可能な電話番号」を明記の上、私にメール(ohtematic@me.com)にメッセージをくだされば、詳しい案内状を郵送にてお送りいたします。

案内状の発送は今月下旬を予定しています。

また、上記と並行して企業協賛、個人協賛のお願いも進めております。こちらも、どうぞよろしくお願いいたします。


貴重な写真(八島太郎資料事務局にて撮影
貴重な写真(八島太郎資料事務局にて撮影

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