Satoshi Ohta

ときどきぼんやりしています

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最近の記事

意識について 2024年版 下

はじめに今回は、上編と中編を踏まえます。 未読の場合にわからない場合がございます。 文献を参照して説明している内容以外は未検証です。 ご承知おきください。 意識が生じる条件の探索以上のように、さまざまな記憶の可能性について考察しましたが、これらの記憶からどのように意識が構成されるかが(も)問題です。 物理事象ということからすると、変分原理から説明できることが望ましいと思われます。 何に対してその原理が働き、どうしてそれを最小化させる必要があるのか、はっきりさせる必要がありま

    • 意識について 2024年版 中

      はじめに今回は、上編を踏まえます。 未読の場合にわからない場合がございます。 文献を参照して説明している内容以外は未検証です。 ご承知おきください。 記憶と意識の組み立ての再考受容器から入力された信号は、神経細胞を伝って脳内の神経細胞を巡ります。 信号の具体的な物理事象としては、神経伝達物質の移動であり、イオンの移動であり、電磁的な変化を伴っています。 こうした信号が神経細胞を流れているときに、意識が現れると考えられています。 つまり、意識される内容の物理的な見た目も、神経

      • 意識について 2024年版 上

        はじめに今回は上中下の構成です。 この記事における「記録」とは、物理事象を利用して「残して取り出せる(活かされる)こと」を指します。 一方で「記憶」とは、意識される何かを「残せて取り出せる(意識される)こと」を指します。 (意識もまた物理事象であるとするならば、記憶は記録の一部と言えるでしょう) 光子が量子として作用することを明示するため「光量子」と記します。 用語を調べられるようなるべく参考のリンクを近くに置くようにしました。 今回も提起している部分の正しさを示した

        • 意識について 2023年版

          はじめに 前に書いた時から随分と空きましたので、ひとまとまりを書きたいと思います。 前より深みが増した気もしますが、多分、気がするだけです。 少し長くなります。ご容赦ください。 留意点 内容は検証されておりませんので戯言の域です。 なるべく論理的に、形式的に書こうと努めているものの、直感の域であるとも思います。 何度か推敲しておりますが、間違いが残っているやもしれません。 述べた仮説をどう確かめるのか、どう検証するのか、組み立てられていない事も多いです。 そのうち検証で

        意識について 2024年版 下