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060 五月十七日、災害ボランティアに珠洲市へ。そして今後

 タイトル画像はオリエンテーションの集会所での一枚。

 前泊した金沢駅周辺のホテルは見つけるのに苦労したり、金沢駅から片道三時間なのでその日に帰る無茶はしなかったといドラマはあるのですが、ボランティア活動としては一番役割が少なかったです。いちいち帰るので行けた場所が三か所だったという事情もあるのですが、それはボラバスに乗る時間が合計六時間という事情によるものと思われます。珠洲市でやるならテント覚が必要と痛感した今回でした。口惜しいので機会があったら珠洲市にボランティアに行ってみたいと思います。
 一件目は新聞社の集配所での二階からの本の束のバケツリレー。リレーが終わったら二階の掃除。行く前は束を作ることから始めると思ってましたが、それは集配所の人がやってくれてました。
 昼食をはさんでの二件目は二組十人で、家財道具の搬出。数が少なかったので出番なかったです。
 三件目も作業としては同じで、私はお焼香の粉、抹香を袋に移す作業を手づ大ました。仕事をしたと感じられたのは三件目の災害ごみを軽トラに移し終えた後、仮置き場に行ってごみの分別に参加した時。時間もそれなりにかけたので、やっと珠洲市のボランティアに参加した気になれました。
 だからボランティア活動よりも活動場所に行くルートで見た、崩れ落ちた家屋の方が印象に残ってます。五月半ばだから地震から四か月半、未だに発災当時の状況を留めてる建物が散見されました。かと思えば三件目、道路が倒壊した建物に阻まれ、迂回する必要がありました。それが奥能登の現実と痛感した出来事でした。

 さて集合場所が海浜公園の頃から続けてきた私の能登半島地震関連の災害ボランティア、今月最終週の東京ボランティア関連のボランティアをもって小休止したいと思います。少し体力付けないと危ないとわかったし、来月は災害ボランティア養成講座の受講するので。毎週水曜日の夕方で四週連続の講座です。これまでの災害ボランティアの経験が生かせると思うし、座学で体系的な知見を得れれば、次のボランティア活動に応用・活用できると思ってます。

 次に能登へ行くのは(まだ何も決めてませんが)七月にするつもりです。その時はリーダーに立候補し、これまでの能登での経験と座学で学んだ知見を活用したいと思ってます。これから暑くなるし、身体的にも心理的にも休息を必要とする時期に来たようです。クラファンで募ってるわけでないから金銭的にもきついし。
 だから来月は養成講座の受講とともに能登半島地震の情報収集に勤しもうか。ちょうど金沢駅ビルの書店で報道写真集を買ったし。(大塩高志)


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