14 ワニ型メカローバー カーリア ~ アニメ「モンタナジョーンズ」に登場した「メカローバー」を紹介するエッセイ
<登場メカ>
ワニ型メカローバー カーリア
<登場回>
第14話 アンコールワットは危険な香り
<舞台>
カンボジア アンコール遺跡
<お宝>
黄金の米粒
<解説>
舞台はカンボジアのアンコール遺跡です。
ここも観光名所としても有名ですね。
メカローバーはワニ型です。
カーリアの元ネタは、ヒンドゥー神話に登場する蛇の名前のようです。
ただね、このメカ……
果たしてメカローバーと呼んでいいのかどうか……
というのも、ジープが変形して「ワニ」になるのですが、頭や尻尾などを手動でせっせと出して、「ゴム風船」のように膨らますだけなので、ほとんど本体であるジープの「アタッチメント」という感じなのですね。
肝心のアンコール遺跡に乗りこむときも、カーリアが行くのではなく、謎のサブ・システムでてってかてってかですし。
結局、お宝をゲットしたモンタナたちを最後に追いかけるシーンで、再び顔を出すだけでした。
「歯」を入れ歯のように飛ばして、モンタナの操縦する愛機ケティに食らいつくも、あっさり振り落とされてさようならです。
「入れ歯」が抜けたあとが、なんだかモガモガした感じで、ちょっとかわいいです。
デザインは好きですが、機能性という意味では、正直まったく役に立たないメカでした。
水上を運行できるという点以外、特筆するべきとこはないような。
うーん、残念。
今回も読んでくださり、ありがとうございます。
それでは失礼いたします。
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