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[Sight #014] Black River Safari / ワニとマングローブ。

青年海外協力隊の活動とあわせて、ジャマイカの見どころも不定期でご紹介しています。今回は任地ウェストモアランド県のお隣・セントエリザベス県(St. Elizabeth Parish)の観光スポットを3回に分けてご紹介します。今回はブラックリバー編です。

Black River 

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ブラックリバー(Black River)は川の名前でもあり、川のほとりにある都市(セントエリザベス県の県庁所在地)の名前でもあります。ジャマイカで最も古い都市の1つで、中心部は歴史地区に指定されています。任地のサブラマからは車で約1時間、ネグリルからは約1時間30分で日帰りツアーもできます。

Crocodile

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今回は遊覧船で川を探検するサファリツアー「J. Charles Swaby's Black River Safari」を体験しました。ツアーの前に施設内でも飼育されるワニ(Crocodileを見物しました。ワニはクロコダイル(Crocodile)とアリゲータ(Alligator)の大きく2種類に分けられるそうで、ジャマイカに生息しているのはクロコダイルで、一般的にアリゲータより凶暴なのだそう。

なお、ワニはジャマイカの法律「野生生物保護法(Wild Life Protection Act)」によって保護されており、狩猟や飼育などは禁止されています。

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Safari Tour

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サファリツアーに出発。遊覧船を運転するガイドがブラックリバーの生態系について解説してくれます。

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茂みに潜むワニ発見!あまりワニの画像ばかりもアレなので割愛しますが、ツアー中に4匹のワニが見れました。それぞれ名前があって「食べた人の名前をつけてるんだ」とガイドがジョークをかましていました。「試しに川に飛込んでみる?」とも。自己責任で飛込むのはOKみたいです。

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水面に浮かぶホテイアオイ(Water Hyacinth)の花。南米原産。ブラックリバーは名前のとおり暗く濁ったように見えますが、これは川底に溜まった腐植層によるものだそうで、ガイドが実際に水面の水をペットボトルですくって「ほら、濁ってないだろう」と見せてくれました。

Mangrove Avenue (Forest)

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サファリツアーに来るまではお目当てはワニだったのですが、一番感動したのはマングローブ(Mangrove)でした。両側に生い茂るマングローブ並木をゆっくりと奥へと進んで行きます。

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シャワーのように垂れ下がる根っこ。船のエンジンを止めると静まりかえって、妖精の森に迷い込んだようなとても幻想的な体験でした。余韻に浸っているところをワニがまたお出迎えしてくれます。

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約30分のサファリ。オススメです。

セントエリザベス県 アップルトン編】【セントエリザベス県 ペリカンバー編】もどうぞ。


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