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20 白熊型メカローバー ディアボル ~ アニメ「モンタナジョーンズ」に登場した「メカローバー」を紹介するエッセイ

<登場メカ>

白熊型メカローバー ディアボル

<登場回>

第20話 寒い国から来た招待

<舞台>

モスクワ・クレムリン

<お宝>

聖母マリアの絵(イコン)

<解説>

 舞台はモスクワのクレムリン、お宝は「イコン」と呼ばれる聖母マリアの絵です。

 「アイコン」の語源ですね。

 この絵をめぐり、クレムリン宮殿内で陰謀いんぼうがうずまいているようです。

 モンタナたちが宮殿へ乗り込もうとしているところへ、さっそくディアボル登場。

 しかしこのときは、毛皮(?)をかぶって白熊に擬態ぎたいしていたので、彼らは本物の白熊だと思っています。

 本物にしては明らかに動きがおかしいのですが(汗)

   *

 宮殿への侵入に成功したものの、モンタナとアルフレッドは兵隊に捕まってしまい、チェルニコフ大佐のもとへ連行されてしまいます。

 なんと大佐は、ロシアの貴重な文化遺産を密売し、私腹を肥やしていたのです。

 彼はアルフレッドを脅迫し、マリアの絵のありかを解読するよう迫ります。

   *

 お宝を発見し、まんまと大佐を出し抜いてロシアを去ろうとする一行。

 しかし、背後からディアボル登場!

 今度は完璧にメカローバーの形態です。

 本体にはニトロ博士のみ搭乗し、ゼロきょうらを乗せたソリを引っ張っています。

 白熊の歩行を再現しているのはともかく、機動力が高すぎるのはいつものオーバー・テクノロジーですね(汗)

 と思ったら、さらにうしろから大佐の乗るハイテク雪上車が登場。

 ディアボルは追い抜かれてしまいます。

 ゼロ卿はメカローバーをムチでひっぱたきますが、ニトロ博士は「レース用じゃない!」とご立腹です。

   *

 モンタナたちはケティをとめてある雪原へと到着。

 当然、ゼロ卿たちも追ってきます。

 ここでディアボルの秘密兵器(ニトロ博士談)炸裂さくれつ

 なんと爪型ミサイルです。

 爪の数だけミサイルを発射できますが、いずれもケティを落とすにはいたりません。

 しかも、爪がなくなってしまったので、ディアボルはずっこけてしまいます。

 スリムからまでバカにされる始末。

 しかしさすがはニトロ博士、サブシステムをちゃんと用意してありました。

 スパイクのついた車輪が出てきて、寝そべるような体勢で氷の上でもすいすい。

 しかしながら、このかっこうは間抜けすぎます。

 ロシアだけに土下寝でしょうか?(汗)

 しかもニトロ博士、四輪駆動に変形したときのブレーキをつけるのを忘れておりました!

 そのまま大佐の車に衝突してさようなら。

 スパイクで傷をつけたため、氷が割れてその中へ沈むことに。

 ゼロ卿はケティから風邪薬を落とされ、いつものセリフです。
 
 今回は演出が非常に凝っていて楽しめる回でした。

 ただ、演出が凝っている回は、あまりメカローバーが活躍していないような気もします(汗)

 読んでくださり、ありがとうございます。

 今回は寒いところだったので、次回はまた熱いところかな~?

 それでは失礼いたします。

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