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47 ロブスター型メカローバー ネプチューン ~ アニメ「モンタナジョーンズ」に登場した「メカローバー」を紹介するエッセイ

<登場メカ>

ロブスター型メカローバー ネプチューン

<登場回>

第47話 マルコ・ポーロ、ベニスに消ゆ

<舞台>

イタリア ヴェネツィア

<お宝>

クビライ・カーンの親書 純金の通行手形

<解説>

 今回の舞台はイタリアのヴェネツィア、メカローバーはロブスター型です。

 メインとなる機体のほかに、スリムとスラムがそれぞれ搭乗する小型のサブ機が存在します。

 一応陸上も機動できますが、やはり水上のほうが調子がいい感じです。

 ロブスターなので、けっこうおいしそうですね(汗)

   *

 モンタナはアルフレッドの調査のつきそいで、ヴェネツィアの博物館にやってきています。

 アルフレッドが研究をしている間、モンタナとメリッサは博物館に展示されている中国の古典を鑑賞しています。

 ヴェネツィアはマルコ・ポーロの出身地であり、中国は彼にゆかりのある場所だということです。

 有名な「東方見聞録」があるくらいですから、おそらくというか足を運んでいるのでしょう。

 そこへ少女ニコレッタ(CV:ゆかなさん)と曾祖母のオレッタ(CV:野沢雅子さん)が話しかけてきます。

 オレッタは祖先がマルコ・ポーロからゆずり受けたというペンダントをしていますが、これが今回のキーアイテムになるのですね。

 その祖先こそマルコ・ポーロの旅の同行者、トニオだったのです。

 モンタナはアルフレッドと食事へ出かけ、メリッサはオレッタの提案でいっしょにショッピングにでかけます。

   *

 モンタナとアルフレッドは、トニオの子孫が住んでいるという家へ。

 そこでオレッタとそっくりな老婦人アルゼンティーナ(CV:浅井淑子さん)が現れ、調査を理由にディスプレイに飾ってあるペンダントを拝借します。

 お気づきだと思いますが、アルゼンティーナとオレッタは、子どもの頃に生き別れた、双子の姉妹だったのですね。

 モンタナは不思議がりますが、アルフレッドは「他人の空似だよ」と制します。

 それを見かけた曾孫の少年ニコル(CV:野沢雅子さん、二役)は、ペンダントを盗まれたと勘違いして、二人のあとを追いかけることに。

   *

 メリッサのもとにやってきたモンタナとアルフレッド。
 
 ペンダントを見せると、オレッタのものを奪ったと勘違いしたニコレッタが、それをふんだくって逃亡してしまいます。

 今回はとにかく、勘違いが多いです(汗)

 説明するのが超めんどくさい(コラ!)

 ニコレッタとニコルがかち合って、さらにめんどくさい展開に。

 そこへゼロ卿登場!

 二つぶんのペンダントを横から奪い、ネプチューンでさっさと逃げ去ってしまいます。

 ここで奇跡の対面!

 アルゼンティーナとオレッタが出会い、周囲はチンプンカンプンとなります。

 事情を聴いた一同は、ニコルの記憶を頼りに、トニオがマルコ・ポーロのお宝を隠したと思われる、ドゥカーレ宮殿へと向かいます。

   *

 暗号解読のドサクサで、ゼロ卿がモンタナ以外を人質に取ってしまいます。

 モンタナがついにお宝のツボを発見し、ゼロ卿はニトロ博士に「ミサイル用意!」、これは卑怯!(いや、仕様だけどね)

 ところがニトロ博士、「そんなものは積んどらん!」、ゼロ卿とケンカをはじめ、モンタナたちはすきをついて、モーターボートで逃走します。

 ネプチューンが追撃し、ノコギリになっている先端で攻撃してきます。

 が、橋に激突し、さようなら。

 あっけなさすぎる……

 しかし、これで終わりではありませんでした。

   *

 無事に本命である黄金の通行手形も見つけ、アルゼンティーナとオレッタへのプレゼントだと、一同はケティで遊覧の運びとなります。

 そこへいつの間にかパワーアップしたネプチューン登場!

 ハサミとヒゲを装備しています。

 ニトロ博士、仕事が早すぎる!

 ネプチューンはヒゲでケティをからめとり、ハサミで攻撃します。

 が、二隻の船にはさまれて、やっぱりさようなら。

 な、何がしたかったんだ……

 今回はストーリーとしては面白いですが、メカローバー的には不作だった感じがします。

 シナリオがめんどくさい(コラ!)のをのぞけば、野沢雅子さんの二役も楽しめるのがいいですね。

 ドラゴンボールですでに証明済みですが、一度に老婆と少年をこなすあたり、さすがとしか言いようがありません。

 これ、絶対にスタッフさん、狙ってますよね(汗)

 今回も読んでくださり、ありがとうございます。

 次回はまた、あのヤンチャ坊主が登場します。

 てことは熱い場所でしょうな(遠い目)

 メカローバーは哲学の象徴ともされるあの鳥です。

 ぜひお楽しみに。

 それでは失礼いたします。

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