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今日も家で何してたの?

「今日も家で何してたの?」
「家にいるならご飯炊いて、食器洗うくらいしといてよ」
「毎日遊んでるんでしょ?」

バイトがない日、夜ごはんのときに毎回言われる言葉。

『課題してました』
『みっちり授業入ってるんですけど』
『部屋の中では遊べません』

言いたいけれど心にとめている。

屋外が危ないなか仕事に行って帰ってきてご飯作って洗濯して、と大変なのはわかる。
ありがたいとも思っている。

ただ、言い方はちゃんと考えて欲しい。
これは今の全大学生を敵に回す言葉だと思う。

大学に行きたくなくて毎日家にいるわけじゃない。


ちゃんと動画を見て、zoomで全く知らない人とグループワークをして、何百字と書かされる課題も提出している。土日も含めて毎日。

何もしていないわけじゃない。

勉強したいことがあったから、必死に受験勉強をして大学に合格した。
毎日5時半に起きて2時間半かけて通っていたし、多すぎる実験レポートや課題も、バイトも、昨年1年間がんばった。

大変だけどこれがやりたいことで、楽しかったから。

基礎科目も基礎実験もほぼ終わっていて、やっとこれからだっていうところだったのに。

前回の1月に受けたテストから1回も大学に入れていない。

行きたくないわけない。
できるなら行かせて欲しい。
友達とも電話やLINEじゃなくて直接会って話したい。

こんな中でも授業が分かりやすくなるように、動画や資料を作ったり、どうにか安全に実験させてあげたいと、考えてくれている大学の先生方には感謝している。

昨年のこの時期は、試験も終わって夏休みだった。他の大学より少ないって怒ってたけど、。
今年はほぼないし、遊びにもいけない。

今までがどれだけ幸せだったのか、その時の一瞬がどれだけ大事なのか、もう十分わかったから、そろそろ普通の日常に戻らせてくださいって心から思う。
もう付き合っていかなくちゃいけないとわかってはいるのだけど。




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