オホーツク。

'99 / 2023.4~日本三大秘境の一つ、宮崎県椎葉村で地域おこし協力隊…

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'99 / 2023.4~日本三大秘境の一つ、宮崎県椎葉村で地域おこし協力隊 / 豊中→紋別→福岡→豊中→留萌(るもい)→札幌→東京→椎葉 / 三度の飯より鷹命 / 本、図書館、旅、野球、落語 / その他諸々エッセイ書きます / 個人の見解ってやつです。

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小中学生のころ学校図書館に対して僕が思っていたこと【司書課程修了、間もなく卒業の現役大学生より】

こんにちは、オホーツク。です。 久しぶりの投稿になってしまいました。書きたいと思うネタはいくらでも出てきていたんですが、結構どれも超大作になる予感がしてですね(自分で言うな)、ついつい後回しになっていました。 さて、今回も超大作の予感です(だから自分で言うな)。でも、黙ってはいられないという感情がここ数日ずっと続いていて、それが面倒くささを上回っているので筆を執ります。 まずは軽く自己紹介考えてみると僕、noteで多くの方が最初にやっている自己紹介記事を書いていないんです

    • 2024年の目標、やりたいこと

      コロナにかかって出鼻をくじかれた2024年の幕開け。 急いでも仕方ないとのんびりしていましたが、さすがに1年の目標をそろそろ掲げておこうと思います。もう12分の1が終わってしまうわけですし。 とはいえ、絶対に2024年にやらなくてはいけない!というものばかりではなく、2024年度の目標だったり、今後数年の間にやりたいなぁという目標も含んでいます。またあとからいろいろ湧いて出てくると思うので、ひとまず現時点での目標ということにしておきます! ※仕事面については、1年が経つ3月

      • ルーキーであることをいろんな角度から突き付けられた1日の話

        2024年1月19日金曜日。 大卒ルーキーにとって、こんなに刺激的な1日はなかなかあったもんじゃない。ぜひともこの場に記録しておこうと思う。 いったいどんな刺激だったのか覗いてみたいという方は、ぜひ最後までお読みいただきたい。 直木賞作家がホンマに椎葉に来た1月19日の朝、椎葉村図書館「ぶん文Bun」はいつもと少し違う雰囲気が漂っていた。無理もない。この日、直木賞作家がやってくることになっていたのだ。かの有名な直木賞を受賞した作家が、秘境椎葉村にやってくるというのだ。 いつ

        • 2023年、個人的10大ニュース

          激動の1年が終わろうとしている。 間違いなく2023年(令和5年)は、人生で一番環境の変化が大きかった1年だと思う。 とりあえず2023年12月30日現在、本厄だったこの1年だが、それらしいとんでもない不幸には見舞われていないことに胸をなでおろしたい。年男だった効果で、きっと相殺されたのだと信じている。 でもまだわからない。 ゴーンさんみたいに、国外へ高飛びしなきゃいけなくなるようなことが起きるかもしれないから、ゆく年くる年を見終わるまで油断は禁物だ。 環境の変化だけでなく

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          小5以来、約12年ぶりに大阪の銭湯に行ってみたら、心も身体も温まった話

          2023年12月8~9日。 僕は大阪ミニ旅行を敢行した。 旅の最大目的は、12/9・10に池田市で行われた「第15回社会人落語日本一決定戦」の予選を観に行くことだった。 なぜ予選だけなのかって?しょうがないじゃない、決勝が行われる10日は「第37回青島太平洋マラソン」のフルマラソンの部にエントリーしちゃってたんだもの。人生初マラソンだったんだもの。とはいえ、9日の朝に宮崎を発ち、その日のうちに宮崎にトンボ返りするのはあまりにせわしないということで、前日(8日)から大阪入り

          小5以来、約12年ぶりに大阪の銭湯に行ってみたら、心も身体も温まった話

          赤いスイートピー

          そのころ、朝ドラでマナカナが劇中歌として『赤いスイートピー』を歌っていた。何年前だろうか。 ーーーーーーーーーーーーーー アイキャッチ画像とタイトル、冒頭の文章。 1カ月前に自分の手で画像を探し、タイトルを考え、書き始めたはずなのに、何を書きたかったのか全く思い出せない。いや、訂正しよう。正確には思い当たる節はある。だが、noteに書くほどのボリュームにならないだろうという、たった一つの出来事しかない。それなのにこの1カ月、「下書き」に保存されたままだった。 何を思って

          赤いスイートピー

          地方暮らしと進路選択

          つい先日のこと。 とある地方の町における高校にまつわる話を聞いた。 何年も前、その町の高校は廃校の危機にさらされたそうだ。 過疎化の進む町にとって、高校の存在は希望であり、最後の砦。高校がなくなってしまうと、加速度的に過疎化が進むのは明白で、それだけは避けなければと対策が打たれた。 その対策は、野球部を強くするというものだった。いかにも野球大国ニッポンのオヤジたちが考えそうな発想である。しかし、その策は見事に実を結ぶ。 数年(詳しく聞いていないから十数年かもしれない)の時を

          地方暮らしと進路選択

          博多通りもん

          「博多通りもん」との付き合いも、かれこれ15年以上になる。 と言っても、15年間べったりしていたわけではない。 どんなに会いたくても会えない遠距離恋愛の時代が、かなり長く続いた。 僕と通りもんの出会いは、僕がまだ小学校低学年の時だった。 小1の夏に北海道の右側、紋別から引っ越して福岡の地へやってきたのが契機となった。 実際のところ、どのタイミングで”出会ってしまった”のかは覚えていない。 福岡で生活しているときなのか、札幌の祖父母の家に行くときに空港で知ったのか、福岡を離

          博多通りもん

          冷房なし生活 in 宮崎県椎葉村

          たまには軽めの話題で書こうと思う。 下書きに保存されている記事タイトルを見ると、とてもじゃないが、片手間では書けない。 ということで、さらっと書けそうな、ついさっき思いついたテーマがタイトルにある通り。 * 3月末に椎葉村にやってきて以来、冷房なしで生活している。 公営の住宅に住んでいるが、もともとの設置はされていない。欲しければ、自分でつけなさいというスタイルだ。入居当初は面倒くさくて、様子を見ることにしたのだった。様子を見ていたら、あっという間に季節は巡って、本格的な

          冷房なし生活 in 宮崎県椎葉村

          おばあちゃんが死んだ

          おばあちゃんが死んだ。 大谷地のおばあちゃんが死んだ。 大谷地というのは、札幌市の地名だ。 地下鉄東西線の駅にも大谷地というのがある。 僕は幼いころから、母方と父方の祖父母をそれぞれ地名をつけることで呼び分けていた。それで「大谷地のおばあちゃん」というわけだ。ちなみに父方の祖父母は「篠路のおじいちゃん・おばあちゃん」で、2人ともまだまだ元気だ。今回も会える時に会っておけってことで会いに行ったけれど、それについてはまた別の機会にでも話す。 幸せなことに、この年(今年24歳)

          おばあちゃんが死んだ

          性とネタ

          どうも、オホーツク。です。 今回は重い内容で、前からずっと頭の片隅にあったテーマ。一時期、卒論のテーマにもできねえかなと思っていたくらい。でも、このテーマを扱えるだけの心理的安全性を自分のゼミ空間・ゼミ仲間に見いだせなかった。正直、書くのも結構しんどい。でも、書きたい。いわゆるアンビバレントってやつですかね。 もしかしたら、僕という人間の本質に迫るかもしれないし、現代社会で避けては通れないテーマだと自負している。 そんな記事。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 6/12追

          現役司書が語る、読書感想文の苦い思い出

          椎葉村図書館「ぶん文Bun」での新米司書としての生活も、早いもので3か月目に突入している。梅雨の6月も終われば、あっという間に真夏の到来だ。2007年以来、16年ぶり3度目の九州の夏を乗り越えられるか、一抹の不安を覚えるが、ここは山の中だからそう心配しなくとも大丈夫だと高をくくっている。 6月というと、そろそろ夏休みを意識した企画立案も増えてきている頃合いだ(いや、偉そうに言っているが、今年が社会人1年目だから、実のところはそれが一般的なのかどうかはわかっていない)。無論、

          現役司書が語る、読書感想文の苦い思い出

          「オホーツク。」だいぶ長めの自己紹介

          皆さん、こんにちは。オホーツク。です。 note自体は結構前からやっているのですが、これまで一度も自己紹介記事というものを書いたことがありませんでした。 今回は、2023年3月に大学を卒業し、4月から縁もゆかりもない宮崎県椎葉村で地域おこし協力隊×司書として働き始めた私オホーツク。の自己紹介をします。気軽にのぞいていってください。そもそもなんで「オホーツク。」って名前なのかもきっとわかることでしょう(笑) ちなみにタイトルは、子どもの頃好きだった星新一さんの「ちょっと長めの

          「オホーツク。」だいぶ長めの自己紹介

          大学生活を振り返る②~これから大学生になるあなたへ

          もう新年度だというのに、いつまで後ろ髪を引かれているんだとお叱りを受けるかもしれない。だが、前半を書いといて後半を書かないなんていうのはなんとも不誠実ではないか。それにまとめておきたいのだ。もうしばしお付き合いを。 前半の記事はこちら。 コロナ禍の大学生活(大学3年)もう正直なところ、記憶が混濁していてどれがどの年の話か怪しい部分もある。 大学3年の春は1ヶ月くらいはキャンパスに行けた記憶がある。久しぶりに会う人もいて、なんだか新鮮だった。でも、喜んだのもつかの間、すぐ

          大学生活を振り返る②~これから大学生になるあなたへ

          大学生活を振り返る①~これから大学生になるあなたへ

          今日で3月も終わり。 WBCが終わり、フィギュアスケートの世界選手権もいつの間にか終わり、大相撲3月場所も終わり、センバツ高校野球も佳境を迎え、プロ野球が開幕した。 スポーツだけ辿っても、あまりに濃い3月だった。 個人的にもこの1ヶ月は馬鹿みたいに予定を詰め込んだ(正確には2月中旬から)。 少し例を挙げよう。 ・ヒューマンライブラリー実施 ※説明すると長くなるので、気になる人は調べてみてほしい ・東京マラソンボランティア ・インターゼミ参加、発表 ・オープン戦観戦 ・卒業

          大学生活を振り返る①~これから大学生になるあなたへ

          おばあちゃんのぬか漬け

          幼い頃から大好きなもの。 それは、おばあちゃんのぬか漬け。 元々きゅうりはそこまで得意ではなかった。 でも、おばあちゃんのぬか床から出てくるきゅうりは別だった。 いくらでも食べれてしまう味。 ご飯が進む味。 飽きが来ない味。 すべての調和が整った味だった。 長期休みに札幌へ遊びに行くと、必ずと言っていいほどご馳走になった。 おばあちゃんは料理上手。 料理へのこだわりも強い。 どの料理もとても美味しくて、いつも食べ過ぎてしまうほどだった。 そのなかでも存在感を放っていたのがぬ

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