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ファンクショナルトレーニング考察

まずはファンクショナルトレーニングの意味についてです。
機能性や機能的な訓練という直訳になります。何に対しての機能性かと思うところなのですが、いわゆるファンクショナルトレーニングを海外から来たものとして定義して、尚且つレジスタンストレーニングとの違いを明確にして行こうと思います。

機能という言葉ですが、特定のスキルまでが関節の機能として捉えることが可能で、私の一番の大切なところである運動の安全性、次に特定のスキルを行うための全身の動作がいかに効率的に行えるかがファンクショナルトレーニングの肝になるのではないでしょうか?

効率的とかいう言葉で誤魔化したくないので効率とはいったい何か?というところですが、全身の関節運動を怪我なく、関節運動を一点で行うのでは無く分散させるのが肝心カナメの人体の不思議ですよね。これは分散と簡単に言葉を使いましたが、次に大切なのは使い易い関節は多く使われると言うことです。となるとその特定のスキルを行うためには全身の関節に力を分散し、その使いやすい関節に力が多く加わってしまうことが安全性を損なうことになります。

ファンクショナルトレーニングはその苦手なweak linkと呼ばれる弱い連動連鎖のつなぎ目を見つけ、エラー動作を見抜くのに非常に重要な役割を持っています。

と言うことで全体的な特異性のある運動をファンクショナルトレーニングと呼ぶのですが、トレーナーに求められるのはそのweak linkを発見し、修正して全体の動作をより効率化させる事が特定の動作やスキルを向上させるトレーニングとして、もしくはその考え方をファンクショナルトレーニングと言うのではないでしょうか!?

私たち「大野DOJYO」ではファンクショナルトレーニングを非常に重要な要素と捉えているのは日常生活が特定のスキルの塊として捉える事ができるからです。日常動作が悪いために痛みが出ている方々を修正するのこんなアプローチから運動をスタートさせているからです。

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