見出し画像

吹田くるくる環境スクール 第4回エコクッキングを実習で学ぶ@大阪ガスHAGミュージアム に参加してきました

6月から地元吹田市の《くるくる環境スクール》を受講しています。

◾️第4回は9月14日、テーマは「エコクッキング」。

会場は、京セラドーム大阪の隣にある大阪ガスHAGミュージアム4階にある調理室。

エコ・クッキング(東京ガスの登録商標)について
講義→実習→試食→振り返り
と進むプログラムでした。

エコ・クッキングとは:
産地で収穫された食べものは下の図のような流れをたどります。
生産から片づけまでのすべてのプロセスで資源やエネルギーが使われています。
エコ・クッキングでは、私たちが直接かかわることができる、買い物、調理、食事、片づけの場面で、環境に配慮した工夫をすることです。

東京ガス
https://home.tokyo-gas.co.jp/shoku/eco-cooking/about.htmlより
同上

食事に関して、消費者が直接関わる部分でエコをしっかりやろう、ということでした。1家庭でできることは小さいけれど、参加者が多くなれば大きな力になることは想像できます。


◾️買い物・調理・食事・片付けの際にできること

詳しい説明は、上記の東京ガスによるページをご訪問いただければと思いますが、
当日に習ったポイントのみ書き出してみます。
皆さんは実行済みでしょうか?

<買い物編>
□ 旬のものを選ぶ
□ 近くでとれたものを選ぶ

<調理編>
□ 根菜類の皮はむかずに使う
□ キャベツの芯やブロッコリーの茎も利用する
□ へたは小さく切り取る
□ 葉物の根元は小さく切り取る
□ 野菜やいも類は、ため水で洗ったあと流水ですすぐ
□ 鍋の底の水滴をふいてからコンロにかける
□ コンロの炎は、鍋の底からはみださない
□ 野菜を茹でたり、煮たりするときには鍋にふたをする
□ ゆで水や余熱を使うよう工夫する

<食事編>
□ 食べ残しをしない

<片付け編>
□ 油で汚れた食器は重ねない
□ 鍋や皿の汚れは、洗う前に古布で拭き取る
□ 汚れの少ないものから順に洗う
□ 洗剤はスポンジに直接垂らさず、ボールに張った水に1滴落とし泡立てて使う
□ すすぐ際の水は、割り箸の太さより少し太いくらいで
□ 生ごみは古紙で作ったゴミ入れを使うなどして水気を切ってから捨てる

意識高い系だと自負していた私でしたが、「しらんかった〜、やってなかった〜」というものが少なからずありました。


◾️実習の良いところ

エコクッキングの注意点とその理由の説明を聞いているので、参加者の大人たちは作業を一つ一つ真剣に確認しながら、野菜炒めと味噌汁とふりかけを作り、片付けをしていきます。

意識しながら実際に行動に移すと、やはり体が覚える感じがしました。

また、「椎茸やピーマンは、どこまで捨てるのかをメンバーで話し合ってください」との指示でしたから、「うちではここまで食べていますよ」「えっ、そうなんですか」といった経験交流も始まります。

言葉を交わしながらの知識も、やはり身につく感じがしました。


今回の運営は大阪ガスネットワーク(株)によるものですが、小学校での出前授業をたくさん実施されているとのことでした。また、このエコクッキングは、本来は小学生を中心とした子どもたち向けののプログラムのようです。

吹田市の環境センターも、全小学校向けに見学会をされて、ごみ減量のためのお話をされていると伺いました。

子どもたち自身の気づきは我々以上に当然あると思いますが、子どもたちから大人への波及力も大きいと思います。


本題からはそれますが、
今回使った包丁、切れ味がただものではありませんでした。次は包丁の研ぎ方も習いたいと思う私でした。


いいなと思ったら応援しよう!