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ジユウブン

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2023年12月の記事一覧

しゅ

僕の一番好きな日本の音楽、それはchouchouだ。高校生の頃からずっと聴いている。静けさがあって、とにかくとてもいい、自分の好みにふさわしい。

どこ

ここはみんなの世界であって、僕のではないということ。みんなのために用意された世界であって、あくまで人のものだということ。僕のものなんてどこにもない、それらはみんなのためのものだ。そういった感覚が小さな頃からある。僕には触れてはならない、みんなのものだから。だから僕はみんながどんな人生を送るのかを知らない。僕は僕の人生しか知らない。みんなの生き方なんて、きっと何にも参考にはなりやしない。だからみんな

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シュタイナー

人間には如何なる状況や環境にあれどもその環境状況を変え得るものが具わっている。時空を超えて個人の魂を普遍的高みへと至らしめる神性の萌芽が誰にでも宿っている。その萌芽を育成するのは我々個々人の課題である。
 我々人類に託された普遍的自我、高次の自我へと至る道筋は各自に応じて違うとはいえ確実に各個人に委ねられている。
 今日の時代は相対的世界観が個々人の魂に猛威を振るい浸透し始めている。相対的世界観は

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ムー

グレイのリンゴを食べてみたい。青森のりんご農家木村さんが育てたトウモロコシだ。彼らの知恵によって木村さんはリンゴを育て上げた。そして二年後に再度彼らの元へと向かうのだろう。ああ、りんご、グレイ、ムー。

引用

『「自分というもの(mein Ich)が感じられなくなった。自分というものがなくなってしまった。自分がずっと遠くへ離れてしまった。ここで先生と話しているのは嘘の自分で、本当の自分は手の届かない遠くへ行ってしまった。何をしても、自分がそれをしているという感じがない。身体も自分のものでないみたい。他人の身体をつけているみたい。何かを見ていると、自分がそれを見ているのでなく、それが向こうから私の目に飛び

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初期の記憶たち

小さい頃、最初に夢だと気づいた夢の中で、そこは夜の真っ暗なお寺だった。人々はお祭りの中で盆踊りをしている。僕は一緒に歩いていた母から手を離した。「これって夢でしょ?」そう尋ねると彼女は「ううん、違うよ。」と答える。僕にはわかっていた、これが夢だと。だからその場で立ち止まり、人々の集まるお寺には進まずに立ち止まった。そして夢は終わったのである。

一歳と五ヶ月、森に足を踏み入れた。両親や撮影スタッフ

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Sukina hitotati

eluvium
cocorosie
joannna newsom
pantha du prince
múm