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「ふざけるなよ」と小さく一言。言っちゃうよね。そういう時もあるさ。ファイティン。

本当暖かくてびっくり。
昨日は久しぶりにいつもと違うちょっぴり小高くなった公園に行ってみた。
お弁当作って。

なんかお弁当って楽しい。
外で食べるとなんでも美味しく感じるのはなぜだろう。
でも、ひとつ気付いたことが。
普通のふりかけっていうのはご飯に混ぜてもあんまり味がしないんだね。
おにぎり用のふりかけ?っていうか混ぜるものみたいなのじゃないと味は付かないんだってことを発見。なるほどね。

藤棚の下のテーブルでお弁当を食べてると、なんだか雀じゃない鳥が飛んできてよく見るとジョウビタキだった。
生でみたの始めただったから、慌てふためいてカメラを出した。
3メートルも離れていない枝に止まってくれたから、なんとか写せた。
お腹がオレンジ色でふくふくしてる。かわいい。

ジョウビタキの男の子

その後もその公園をうろうろしてたら、いろんな鳥の声がするんだけど、声はすれども姿は見えずでどこにいるのか全然わからない。
気配はするんだけどね、カサカサ、ザワザワ。
でも見つけられない。また、行こう。

と、お散歩から帰ってnoteを見たら、偶然、カメラが上手な人がすごいレンズをつけて、鳥をたくさん撮ってるお話を上げていた。いろんな鳥が撮れてて、おまけにカワセミも撮れてた。いいなー。
あんなレンズつけて上手に撮ったら、あんなに綺麗に撮れるんだ・・・。

今日はカフェに行ってのんびりボケッとしてたら、隣に座った会社員みたいな20代後半の男性が、楽しそうに休憩に入ろうとしていた。
なんで楽しそうに見えたかというと「本当にあーやっと休憩だよ」って顔に書いてあって、本当に嬉しそうにリラックスしてたから。
テーブルに着くときは、コーヒーを運んできた手さえもルンルンしてた。

ら、電話がかかってきた。
ひとしきり話した最後に「では色々と調整させていただいてから、改めてご連絡させていただきます」と電話を切った。
その瞬間「ふざけんなよ」と小さく一言。
あーー、わからなくもない、わからなくもないよ。

その後、それまでとは打って変わった陰鬱な表情になって一呼吸置いてから、多分会社に電話を入れていた。
電話で言っていた「色々と調整して」の部分なんだろうと思われる。
かわいそうに。
せっかく美味しいコーヒーで一息つきたかったのに。
電話に出ない訳にもいかないんだろうね。君に幸あれ。

その後帰りのバスに乗ったらちょっと大きな声で妙な話を延々とする女性と一緒だった。

「私は動物全般好きですよ。好きな事にしてるんです。でも本当はお魚とか爬虫類とかは苦手です。苦手なんですけど、差別はいけません。動物は絶対差別してはいけないんです。だから、お魚も爬虫類も見るのは大丈夫です。見るのは大丈夫ってことにしてるんです。でも触るのは絶対にダメです。触るのは」

一緒にいる友人の声はあまりに小さくて聞こえない。

「エミューとかダチョウも大丈夫です。見るのはですけど。絶対に触りはしません。でも食べると美味しいらしいですよ。ワニみたいな味がするそうです。だから食べることはできそうです」

お友達の声は聞こえない。

「とにかく動物は絶対差別してはいけないんです。お魚も爬虫類も。私はどちらかというと人間の方が嫌いですね」

ここらへんで私は降りることになったので、話の主旨も行き着く先も全くわからなかった。
動物の好き嫌いも差別になるんだろうかと考えながら、バスの運転手さんに「ありがとうございます」して降りた。

歩いて家に帰る時も、ずっとそれが差別なのかどうなのか考えた。
「どちらかというと人間の方が嫌いですね」の部分は彼女のスタンスからすると差別になるんじゃなかろうかとか。

そもそも、好き嫌いって差別なんだろうか。うーん。不思議なお話だった。

今日も調子に乗ってカフェでおやつを食べたりしたから、夜ご飯が入りそうにない。まだお腹いっぱいだ。

大人っていいな。もうすぐ夜ご飯だからおやつあんまり食べちゃダメとか言われなくていいし、なんだったら、夜ご飯だって食べなくても誰にも怒られないしさ。

ってことで、今週も無事生き抜いてみよう。



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