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タッタラッター、タッタラー、タッタラッター、タッタラーラーラー♪ 泣いちゃったじゃん。インディー。

曇りの空を映した、明るすぎる窓はちょっと苦手。
薄いカーテンだけ、ちょっと引いておこう。

アントニオ・バンデラスが出てるの知らなかったから、似てるなあと思ってみてたんだけど、あんまりにもアレなんで「アントニオ・バンデラスに似てるんだけど、まさかね、ちょっとね、でも似てるなあ。」って。
エンドロールでクレジット見てたら、そうだった。
いつもの「インディージョーンズで楽しめるギャグ大賞」は、今回はいろんな意味で、アントニオ・バンデラスにあげよう。

インディー、泣かせるなよ。帰らなきゃダメ、帰らなきゃ。
ヘレナ、殴り倒してくれてありがとう。
多分、私もそうした。
気持ちはわかる。
もしホビット庄や裂け谷に行けたとしたら帰りたくない。
って、それは架空の場所だから違うでしょ?って言うかもしれないけれど、そうかな?そんなのわからないよ。
ないって事が証明できるまでは、あるって事だもの。
まだ、見た事ないだけさ。
私の心の中には初めて指輪物語を読んだ時から確実にずっとある。

でも、そういう時やっぱり大切な人がいると、戻ってこなきゃって思うもの。
自分が悲しむのはいいけれど、大切な人を悲しませるのは嫌だ。

最初の5分くらいは007っぽくて、その次の15分くらいはミッションインポッシブルっぽかった。
インディジョーンズの世界に没入するのが少し遅れた気がする。

多分、トムさんがお決まりの走りとバイク芸と列車芸とあのテーマ曲を引っ提げて、本作上映前のトレーラーで最高に盛り上げてくれてたから。(おまけにPART ONEって!)
それも間を開けて2回も違うバージョン見せられたから、それを見に来た感じになっちゃってたからだはと思う。
インディージョンスもミッションインポッシブルも、テーマ曲で、落ち着きをなくすほどワクワクさせるなんて、すごい。

平日のお昼間だったから、お客さんは満杯ではなかったけれど、見ると私より年上の人が多かった。それも、なんと、ほとんどがご夫婦連れだった。
青春の1ページなんだろうなあと思いながら、でも、年齢を重ねても同じ映画を一緒に映画館に見に行くなんて、なんか素敵。
多分、多分だけど、この人たちは映画を見て、自分達とインディーとマリオンを重ねたんじゃないかなと思う。

インディーほど、あっちこっちした激しい冒険じゃなかったとしても、生きて行くってことは初めての事だらけな訳だから、それだけでも冒険だと言えるだろうし、それを大なり小なり経験してきて、そろそろいろんな意味でお片付けの時間に入ってきた今、何を思うのだろうと考えてみたりすると、昨日、映画館に初日のインディージョンズを2人で見に来てたご夫婦は、きっとこれからも残りの冒険を乗り越えて行けるんだろうなとか思ったりしながら、ポップコーンを食べた。

ちょっと思い出したのは、シャイア・ラブーフ。
クリスタルスカルでインディーとマリオンの息子として出演してた。見終わった後、なるほどそう来るかと思って楽しみでもあったのに、今回、ハリソンの回想の中では殺されてた。

私生活が何だかんだあったからしょうがないんだろうけど、意外といい演技をする俳優さんだと思ってるから、もったいない気もする。
あのままの流れで行ったら、今回の「運命のダイアル」も、少し違った感じになってたのだろうか?とかも考えてしまった。

「コンスタンティン」だって「トランスフォーマー」だって「ボルグ/マッケンロー」だって、いい感じだったと思うけどなあ。
なんで、あんなに本人はやんちゃしちゃうんだろうね。
やんちゃで許される範囲にとどめておけばいいのに、やり過ぎの感はあるものね。
キアヌ・リーブスみたいな役者さんもいれば、シャイア・ラブーフみたいな役者さんもいるって事か。

もちろん、あったことはないし、本当のところはわからないけれど、漏れ聞こえてくる話では両極端っぽい気もする。
まあ、演技が良ければそれでいいんだけど、逮捕とかされた事があると、撮影中とかになんかしでかしたら相当大変なことになるんだろうから、やっぱり使う方も使いづらくなるんだろうな。

映画館で見ないと面白さが半減する映画っていうのも、好きだな。
爆音で見る映画っていい。
「DUNE」見た時も、あの作りこまれた電子音に痺れたもの。
あっ、もちろんティモシー・シャラメにもね。あっ、ゼンデイヤも好き。
そういえば、ティモシー、ウイリー・ウォンカにもなってるらしいね。
「DUNE」のサントラも今でも結構効いたりする。なんか集中力上がるっていうか別世界にようこそ感があって、日常からのトリップに良い。

土曜日、明日は日曜日。やったね。
思いっきり素敵な週末をお迎えください。
思いっきり泣いてみるのもいいかも。
映画とか本とか、あとなんでも。



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