アメリカは増税しろだと?
日本では各種減税案が話題となっているが、アメリカではクルーグマンがニューヨークタイムズのコラムでアメリカは増税すべきと言っていて興味深い。
クルーグマンといえば過去20年近くアメリカは財政支出が足りないと批判してきたのにである。アメリカ経済は絶好調でインフレはおさまり、雇用も絶好調と来ていて、利子率だけが上がっている状態。利子率が上がってきているので財政赤字への不安が大きくなっているというのがクルーグマンの主張だ。
クルーグマンによると、アメリカはヨーロッパに比べて税金が安いという。ただ、政治的にはアメリカで増税が実現することはないだろうとも言っている。つまりアメリカも財政赤字をなんとかしようにも現実には方法論がないのだ。
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