「頼まれごとは、試されごと」で悩んでるあなたに言いたい。悩むな。目を覚ませ!!
私はひねくれものなので、ずーっと引っかかってた言葉があります。
頼まれごとは、試されごと。
この言葉がどんなシーンで使われたのかわからないので、そのまま読めば、
人から何かを頼まれるということは、期待されているということ。
から転じて、「どんなことでも引き受けて自分の糧にしなさい」的なオチなのかなぁと。確かに、「これは出来ねーだろう」と思ってる人には声すら掛けないんだろうけど、これって、かなり
闇深い。
世の中いい人ばっかじゃないので、この言葉に乗っかって、無理難題を強いてくる連中もいます。もし良かれと思って依頼してくれたとしても、結果的に自分の消耗度合いと得られたものの少なさに落ち込むケースもあるんじゃないですか?
新しい世界に飛び込んで右も左もわからない。
実績を積みたい。
チャンスが欲しい。
人脈を作りたい。
そんな思いを握りしめている方は、この言葉を引き寄せやすいです。
依頼を引き受けるのか、断るのか。判断基準は、色々あるでしょう。
例えば、報酬。
実績になるか。
経験を積めるか。
かかる労力。
手間。
自分の消耗度。
健康状態。
この辺りを総合的に判断して、
自分の為にも、相手の為にも、きっと、なる。
って判断したら、快く受ければいいと思う。そうじゃなかったら、
しっかり断る勇気が大切。
って、思ってます?
甘い。
甘すぎる。
目を覚ませ!!
特に、無償の依頼については、結局無償と言えども、有償の依頼と同じぐらい頑張って準備しちゃいませんか?そんなあなたの頑張りを見込んで、無償であろうが有償レベルの品質を期待して依頼してくるんですよ。相手は。
悪気があるわけではないかもしれない。でもそれこそが、諸悪の根源です。悪気無く無邪気に依頼してくるからこそ、相手もその闇深さに気付かないんですよ、
しっかり断ってあげないと。
自分の為だけじゃなく、相手の為にもならないかもしれない依頼を、それでも、「頼まれごとは、試されごと」って言って、引き受けますか?もしその結果として、自分の体調が悪くなっても、体を壊して次の大きな依頼を受けるチャンスを逃したとしても、全部、結局、
それって自己責任。
そんなに大変なら、断ってくれたらよかったのに。
って、申し訳なさそうな顔してても、シレっと言われちゃうんですよ。これでもまだ目が覚めない人は、今すぐ「逃げるは恥だが役に立つ」を見直しましょう。
(なんと、英語版がありました。日本語版は、アマゾンプライムで。)
ほら、「逃げ恥」で、ガッキーも声高に叫んでたじゃないですか。
やりがい搾取、断固反対!
って。自分の価値をしっかり分かってないと、反対!の声を上げられないんです。依頼を受ける前に、
労働に対する正当な評価を得られるのか?をしっかり考えて、判断する。
これこそが、糧になるか、消耗戦になるかの大きな分岐ポイントです。