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68.お父さん保険かけてたはずだけど証券がどこにもない!という窮地を救ってくれる生命保険契約照会制度~「2分で読める終活、はじめのだいいっぽ🐾簡単終活マニュアル」

前回は、葬儀の見積でわからないことは、葬儀社さんに直接聞く。についてお話しました。今回は、保険に入ってたはずだけど、どうしても保険証券が見つからない場合の照会制度についてお話します。

生命保険は、何かあったときのために掛けておくものです。出番がないに越したことはないのですが、何かあったとき、使おうと思っても、

どこの保険会社なのかわからないと、使えません。



なので、以前のnoteで触れてますが、

保険証券管理アプリを利用するか、エンディングノートに挟んでおく。エンディングノートの近くに大切な書類をまとめて置いておくといいですよ。大事な書類は、もしもの時に見つからないと、マジで意味がないので。

とはいえ、日本国民全員がきちーっと保管しているはずもなく、離れて暮らす親御さんとのコミュニケーションがうまく取れてなかったり、実家に何年も足を踏み入れてなかったりすると、何がどこにあるのかわからないじゃないですか?なので、そういう時に使えるのが、「生命保険契約照会制度」です。

「生命保険契約照会制度」とは、どの生命保険に入っているかわからない場合、ご家族さんが一括紹介できる制度です。例えば亡くなられたお父さまがどの生命保険に入っていたかを調べたい、という場合、生命保険会社42社へ一括紹介できます。費用は3,000円です。

そこで、生命保険契約の手がかりがなくて困ったときのために、親族等が申し出れば、一般社団法人 生命保険協会を通じて、生命保険会社42社へ保険契約の有無を一括で照会できる「生命保険契約照会制度」が令和3年(2021年)7月から始まりました。
これまでは、災害時に保険証書を紛失した場合等に限って照会が可能でしたが、平時においてもオンラインや郵送で照会ができるようになりました。

家族の生命保険契約を一括照会!どこの会社に加入しているか調べられます

この制度は、いつでも使えるわけじゃなくて、

●平時において死亡した。
●平時において認知判断能力が低下した。
●災害で死亡または行方不明となった。

家族の生命保険契約を一括照会!どこの会社に加入しているか調べられます

といった非常時にのみ利用できます。覚えておいて損はないのと思いますが、なるべく利用しなくて済むように、分かりやすい場所に保管して、保管場所をご家族と共有してくださいね。

次回、入院時の連帯保証人についてお話します。

🔷前回のおさらいをしたい方はコチラをどうぞ↓↓

https://note.com/ohitori_shukatsu/n/nefbb3cf1f684

このnoteは、一個ずつ実践していけば、いつの間にか自分の終活ができちゃうっていう終活やってみたnoteです。「これ分からん!」「コレ教えて!」など、コメント欄に書いていただけるとめっちゃ嬉しいです😁

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