夢が叶うか、不安(ココロノマルシェ)
こんにちは、情熱の国スペインに住む、海外脱出系カウンセラ-、あしべはるかです。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
さて今日は、*ココロノマルシェへのご相談にお返事をしたいと思います。
*(根本裕幸カウンセラ-の、カウンセラ-育成講座を卒業したお弟子たちが、皆さんからのご相談に、無料で回答するブログです)
こんにちは!あしべはるかです。ご相談ありがとうございます。せっかく好きなことを見つけて、夢を追いかけているのに、もったいないなあ、と思いました。たくさんの芸術家を輩出したスペインから、お返事を書きますね。
>画塾のような所にも通い、他の受講生が自分より前に進んでいると思うと悔しくてもやもやしたり、尊敬する先生に距離を置かれているような気がして、私には才能がないのかなとか、私の夢に対する態度に問題あるのかなと不安になりつつ…
匿名希望さんは、何事にも真面目に一生懸命取り組まれる方なのだと思います。頑張っているだけに、上手くいかないと、がっかりしてしまいますよね。そんなときに周りに目がいってしまうのでしょうか。自分ひとりが画塾の人たちから離れてしまった、ポツンと取り残されたような気がするのかもしれません。それは不安にもなりますよね。
ただ、これって、もしかしたら匿名希望さんと、社会(世界)との距離感を表しているのかもなのかもしれない、って私は感じたのですけれど。気になって、過去のご相談をさかのぼってみました。そうしたら、同じ方かなあ、と思われるものが2つ見つかりました(違っていたらスル-して下さいね)。場所を変えても、別の形で浮かび上がってくる。匿名希望さんの心の中に、社会の役に立ちたい、周囲の人たちに認められたい、という思いがあるのではないでしょうか。対面カウンセリングであれば、何か心当たりはありませんか?ってお聞きしてみたいです。
画塾に入れたので、才能はあるのでは、と思うんですね。むしろコミュニケーションの問題の様な気がします。ただ芸術家って、自分の内面を外に表現することがお仕事の分、そういうの、苦手なタイプの人が多くないでしょうか?むしろそれが自然に私には思えるのですが。
>もういい歳だし、無職だし、腰を据えて頑張らなきゃと思うのですが、どうも昔から、性根を据えられない性質らしく、ぶらぶらしながらも、勉強はやめずに、続けている状態です。
これってまさにアーティスト気質だって思うんですよね。やめないのは、画を描くのが好き、向いている、っていうことではないでしょうか。
>画塾に通っていて、先生や他の受講生の方と人間関係や画力を比べてしまうことがあるからか、結構、落ち込んだり、もやもやしたり、悔しくて眠れないことなどがあります。せっかくの状況なので、もう少し楽しく先生や他の受講生の方と接したり、実りある勉強をする心の持ち方はないでしょうか?
周りの評価が気になってしまうのって、たぶん、自分の作風がまだ、確立されていないから、ということはありませんか。これだけは、私に描かせてほしい、みたいなテーマ。上手下手は関係なく、自分の情熱を傾けられるような画題や作風、ってありますか。自分自身がそこに現れるもの。
匿名希望さんの手は、鉛筆や筆と仲良しなはず。絵具をパレットに出して、混ぜ合わせて新しい色を作り出す時の快感。真っ白い紙を見て、何を描こうかな、ってワクワクしませんか?生まれながらに備わっている能力。それを画家と呼ぼうが、イラストレ-タ-と呼ぼうが、あなたの手は気にしないのではないでしょうか。あなたの手は、描くことが自然にできるんです。たぶん、呼吸するのと同じくらい自然に。宇宙から、ご両親から、生まれてくるときにもらったギフト。それをただ、ただ素直に感じてみませんか。
そして、次に大切なこと。匿名希望さんのファンを作りましょう。
えっ、私にファンなんて、まだデビュ-してないのに、って思いますか?
昔の芸術家たちを思い出してみましょう。パトロンがついてますよね?あれです。ア-ティストは絵を描いたり彫刻を彫ったりするのがお仕事。それだけに集中できるように、自分の内なる世界にこもれるように、周りの環境を整えるのです。
まず身近なところから、始めてみましょうね。そうです、ご家族です。あなたが好きな道を進めるよう、お金を出して、応援してくれています。立派なパトロンです。自分たちの子どもだから、応援してくれるんだ、って思うかもしれません。でも、それだけではないはずです。あなたの中にある何かを彼らは信じてくれているのですよね。それを感謝して受け取っていますか。
>課題がおもしろい時もあり(面白くない課題もあり、ただ、こなすだけで終わってしまうものもあります、とりあえず、目の前の課題に取り組もうと…
全てにきちんと、取り組もうとしていらっしゃるのかな。でもつまらないものは、つまらないですもの、仕方がないですよね。自分の中に好き嫌いがあることを、認めてあげて良い気がします。周りに気を遣って、自分らしさを抑えてしまっているような印象を受けます。せっかく感性が豊かなのに、もうちょっとわがままになっても、いいような気もするのですが、いかがでしょうか?
友達で美術系の仕事をしている人が言っていました。ある程度できるようになったら、上手下手でなくて、その人らしさだよ、って。学校にいるうちは、先生の評価や教授陣の好みを追いかけてしまうかもしれない。でも実際に社会に出たら、あなたの作品を買ってくれるのは、あなたのことを応援してくれる人。技術って、優劣がつけられるんですけれど、その人らしさ、って点数がつけられるものでは、ないですよね?それがア-トではないでしょうか?
色々言われても、不安なものは、不安ですよね。でも自分が不安を感じたり、悩んだことがある人は、その気持ちがわかる人。だから、その人の作品は、見る人達を励ましたり、夢を与えたりするのでは、ないでしょうか。あなたの作ったものを見ると元気が出るんです、って言うファンが、いつかたくさん現われるかもしれません。どうぞ夢をあきらめないで下さいね。応援しています。
お読み下さいまして、ありがとうございました。あしべはるかでした。
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