【習い事】苦手なことに時間を費やす

現代の子どもたちは
昔と比べて、時間に追われている気がします。

習い事についても
幼稚園時代から一日に2つ、3つハシゴする子もいたり。

先日、小学校の個人懇談に行き
息子について
『ダンスはリズムがずれているが楽しそう』
と担任から言われました。

そう。
そうなんです。
ダンスを習っているのですが、

同学年の友だちと同じレベルのダンスを踊ろうとすると、人の三倍以上は時間がかかります。ましてや、人まねが苦手なため、その場で覚えることはできません。録画して、何度も見て練習を繰り返します。

それでも
『リズムがずれている』という評価になる。

ダンススクールでは
あまりに覚えが悪すぎて
『悪い見本』として
みんなの前で踊らされたほどでした。

サボっていて踊れないのと
特性的に踊れないのとは
判断つかないものなのかなぁとも
思いましたが


これが世の中。


1回目のレッスンで
先生の話を聞きながら、即座にダンスを覚えられること
2回目のレッスンで
『やっぱりこれに変更で!』という、ダンスの変更をすぐに理解すること

などなど、

【真似ができない】ことが
ひとつひとつ、重くのしかかってきます。

できないことに、
こんなに時間を費やすべきなのだろうか。

そう思ったときもありました。

けれど
効率よりも
学ばなければいけないことがある
できないことをカバーするにはどうすればいいのかを体験できるチャンスであり、

苦手なことに思いっきりチャレンジしたこと
ひとつハードルを越える経験をさせること
逃げても、違った形でまた壁にぶつかるであろうこと

を考えて
あえて苦手なことにチャレンジさせました。
何度も何度も自分の動きと先生の動きを動画で見比べて、(速度を50%にしたりね)
確認して
ひたすら踊りました。


結果は

担任の言葉の後半『ダンスはリズムがずれているが楽しそう』の
『楽しそう』が、語ってくれています。

苦手なことに時間を費やすことを
ついつい避けがちだけど、

得るものもありました。


大変だったけどね(笑)


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