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【前編】バスケットボール選手が、子どもの夢を叶えてくれた!(四国中央市・軸丸ひかる選手)

2023年8月5日(土)、現役バスケットボールである軸丸ひかるさん(東京羽田ヴィッキーズ所属)によって、四国中央市の子どもたちの夢が叶いました!

前編:夢が叶う前日までの経緯について
後編:夢が叶った当日について

2部に分けて書き残したいと思います。
夢叶えますプロジェクトの村上さんにも言われたけど、振り返ると運が良いというか、なんか流れを引き寄せてる気がする。


*軸丸選手のInstagramを見て(2022年8月頃)

軸丸選手とは中学校が同じで、同じ体育館で部活をしていたことがある。

当時は女子バスケ部の同級生と仲が良かったため、友人のInstagramを通じて軸丸選手の活躍を知り、フォローさせていただいていた。

ある時、軸丸選手が地元ネタのストーリーをあげていて、そこから気になって投稿を見てみると、シーズンオフ中に愛媛や地元のことを書いていることを発見!みかん色の髪型にしたり、ポンジュースの看板を写真撮ったり、川之江の投稿をしたり。(←#川之江最高とコメントする、デンソーの篠原華実選手)

この人を四国中央市呼べたら、盛り上がるのでは?
四国中央市、今までこんなことやってないから(たぶん)話題性は十分!!

*2023年9月、次年度の企画を検討

協力隊の次年度の活動計画を市職員に提案する時に、本当にバスケ講演会やりたいなと強く思った。早速、同級生に連絡し「軸丸選手、講演会とかやってくれんかなぁ?」軽い相談をしていた。チラッと軸丸選手に聞いてみてくれた(9/8)


*Wリーグ2022-23シーズン公式ポスターに軸丸選手が!

翌日、第24回公式ポスターに軸丸選手が掲出されるニュースを目撃。

ますます軸丸選手の活躍に期待したくなった(9/9)


*協力隊事業として、アスリート講演会を提案

任地である新宮地区で、講演会と新宮観光PRをしてもらう内容で企画書を作成、市の担当所管へ提出。(9月下旬頃)



*現役の選手にバスケを教えてもらいたい!という子どもの夢

四国中央市の子どもの夢叶えますプロジェクトに、バスケ関連の夢が届けられていることを知った(10/16)
・バスケットボール選手とバスケがしたい
・バスケットボール選手にバスケを教えてもらいたい
・バスケが上手になりたい    など



*愛媛新聞に軸丸選手の記事が掲載される

愛媛新聞のWEB上に、軸丸選手の紹介記事が公開された。(11/4)

https://www.ehime-np.co.jp/article/news202211040013



*子どもの夢叶えますプロジェクトの代表と打合せ

2023年1月に「英語が母国語の外国の友だちが欲しい」という夢を叶えるため、プロジェクト代表の村上さんと打合せ。その後の余談で、バスケ関連の夢を叶えたいことを告げる。この時は、「バスケの夢叶えられたらいいですよね〜」くらいのお話だった。(12/8)

そこからしばらく、特になんの動きもなく、次年度の協力隊事業の候補にもバスケ企画はあがってこなかった。



*絶望の中で見えてきた、一筋の光!

協力隊を辞めると決めてしばらくお休みをいただいた2023年2月。3月に復帰を果たしたが、やりたいことが見つからず協力隊2年目の活動に不安の日々。

そんな中、市職員からある知らせが。「元バスケットボール選手の近藤楓さんが入庁するらしい!」

四国中央市出身で、昨年までデンソーや日本代表で活躍されていたメルさんが、市の職員に!? 3ポイントシュート、生で見たい!!

驚きでプチパニックの最中、こんな提案をしてくれた。
「アスリート講演会やってみん?」再度、企画を練り直してすぐに水面下で進めることに。

この企画ができるなら、今年一年なにがなんでも頑張る!そう誓った。(3月下旬)

それからの日々は、市役所内、ヴィッキーズとの調整、夢プロジェクトとの確認。急ピッチで準備が進んだ。


*近藤さんとご対面

近藤さんとは、なかなか会えない日々。(緊張して、まともにお話できるか心配だったので、業務連絡は市職員にお願いしていた。)

が、ついにお会いしないといけない日がやってきて、お席でお顔を見た時、本当に存在されてるんだと認識。優しくお話してくれて嬉しかったので、インスタのストーリーにこんなことアップしてた。(6/13)

お話した後に、図書館へ直行してトムさんの本を借りました(笑)


*中学時代のコーチと再会(7/1)

中学時代に、女子バスケ部のコーチをされていた方と再会しました。当時は3年間、自分もお世話になり、よくイジってくれていた(笑)

あの頃から変わらず持ち続けているバスケへの熱や、子どもたちの指導を続けられているコーチとは、企画を通して意気投合。この頃はバスケの情報収集しすぎて、Wリーグや3×3についても語れるようになっていた!

コーチも講演会をお手伝いいただけるということで、様々な面で助言をくださり、本当に助かりました。特に、地元高校の女子バスケ部にボランティアを募ってくださり、地域で講演会を盛り上げてくださった。


*いよいよ情報公開

四国中央市報7月号への掲載を皮切りに、軸丸選手の講演会は情報公開した。

個人的には、はじめてポスター制作にチャレンジ!これまで、A4サイズのチラシデザイン経験しかなかったため、納品まではドキドキの日々。

届いたポスターを見た時は、安堵の思いでいっぱい。軸丸選手も、近藤さんも思ったとおりに映ってる。

ポスターを褒めていただくことがあり、素直に嬉しかった。なんせデザインの修正には2ヶ月以上かけて、時には1日中レイアウトや調整に頭を抱える日々もあったから。


*募集開始4日で、定員に達する

講演会定員の相場が分からず。(できる!って思いで企画したけど、講演会なんてやったことなかった、、、)

とりあえず200名くらいかな?

市職員と夢プロジェクト代表と、目標を200名に定めて募集開始。初日の朝、出勤すると申込みのメールでいっぱい!初日で約100名。(7/10)

200名を超えたのは、募集開始からわずか4日目のことだった。


*事前の現地確認(7/13)

200名の定員を突破しそうと分かり、市職員と近藤さん、夢プロジェクト代表と体育館現地を下見。

体育館が殺風景なのは嫌だから、横断幕飾ったり、フォトコーナー作ったり、パネル展示とかやりたいな〜

講演会1ヶ月を切っても、やりたいことがたくさん見つかって、最終的には妥協せず全部やりきった!


*軸丸選手のバスケ人生を振り返るパネル作成

講演会のある参加者から、一通のメールが届いた。なんでも、小学生の頃から軸丸選手の写真を取り続け、講演会で使うなら提供してくださるとのこと。

お願いして作成したパネルがこちら↓

データをいただいてから、約2日で仕上げたデザイン。不安だらけのまま入稿し、届いたのは講演会3日前で本当に時間との闘いだった。(8/2)


*巨大バスケットボールを会場に置きたい!

会場を下見した時に浮かんだアイデア。しかし、巨大なバスケットボールなど売っているはずがない。そこで購入したのは、高さ150cmにもなるビーチボール(サッカーボール)。

このボールに何度も塗料を塗り重ね、バスケットボールに姿を変えた。

ポスター制作も経験し、モノを作るのが楽しくなっていたので、3日間の作業はとても楽しかった。来世は美大に進学して球体の作品をたくさん作る妄想しながら進めた(笑)

完成したのは講演会前日の夕方だった。(8/4)



さてさて、講演会までの振り返りができました。

次回の後編:夢が叶った当日については、カメラマンから写真を共有してもらったら書くことにします!

本日(8/6)の軸丸選手のストーリーには、四国中央市がたくさんアップされてます。ぜひ、チェックしてください!


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