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人間性×多様性=ラグビー


#応援したいスポーツ

皆さん、ラグビー観戦はしたことがありますか?
私は幼少の頃、父に連れられてラグビーを観に行ったのが最初で最後の生観戦だと記憶しています。
去年のワールドカップは留学中でリアルタイムで観られず…。後に観てみたら、私のスポーツ観戦史上最高に鳥肌が立ちました。
特にスコットランド戦が私のお気に入り。

いや、待てよ。なんでキミがラグビー推しとんねん!!
と思われた方、恐らく多数。数多。わかります。そうですよね。

私はどんなスポーツでも観戦するのが好きですが、ラグビーに特に魅せられた理由は多様性と人間力にあります。

本編に入る前に少しだけ私の話を。
私の父は高校、大学とラグビーをしていたせいか、ラグビーが有名になる前から家でラグビーの話が出たり、「お前もラグビーするか?」と言われたり(今では女子ラグビーしておけばよかったと思う笑)、他の家庭よりもラグビーに親しみがあったと思います。

今回は、自分の父の経験を聞いたり、日本代表として活躍されている選手方から感じたことを『人間力』と『多様性』に焦点を当てて語ります。


まずは、『多様性』です。
ラグビーはどの様な体型、背丈でも活躍できるスポーツだと思います。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、例えば、足が速い人はウィング、サッカー出身者などキックのコントロールが良い人はフルバック 、体ががっしりで器用な人はフッカー、足が遅くても身体が大きい人はプロップなどなど!!
並べ出したらキリがない…。

が、どんな人でも活躍できる、みんなに優しいスポーツだと思います。他のスポーツと比べるのはナンセンスな気がしますが、一般的にスポーツでは身長が高い方が有利とか、体重が軽い方が良いなど、限定的になってしまうことがありますよね。その点ラグビーはすべての人に輝ける場所がある点が、入り口が広く本当に素敵だなと感じます。

また文化の面では、ニュージーランド代表のオールブラックスが試合前に行う大迫力の「ハカ」は見ものです。ハカのような他の国の伝統を受け入れる姿勢も、多様性に富んでいる気がしてグッときます。
他のスポーツも共通して言えますが、特にラグビーは南半球からの選手を含む多国籍のプレイヤーを抱えています。そんな文化の入り交じる中で互いを受け入れ、ONE TEAMになり闘う姿が胸にこみ上げるものがあります。


『人間力』は単に性格が良いと言いたいのではないのです。でもきっと優しくて素敵な方が多い筈!

私の考えるラグビー選手の凄さは、フィジカル面メンタル面共に驚異的な内容のトレーニングや、衝突などの痛みを伴うプレーにあります。たくさんの痛みを知っているからこそ、他人に対する「優しさ」「思いやり」があると思います。
フェアプレーに対する意識、競技にかける思い、試合後のノーサイド精神、どれを取っても頭ひとつ抜けているように感じます。

昨年のワールドカップで脚光を浴びてから数ヶ月、社会人リーグのトップリーグも中止となってしまい、力強く心躍らせるプレーを観ることはできませんが、今の状態でも前を向いてできることをしよう!と呼びかける選手たちの姿は本当に素敵です。


人間性、多様性、云々つらつら語りましたが、ラグビー関係者の方々の直向きで真剣な眼差しに思わず「がんばれっ!!」と思ってしまった方も多いと思います。

私もその中の一人です。
今度こそ生試合を観に行って、今まで以上に活躍するであろう選手の方々を早く拝みたい!!



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