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「ゆる中学受験」実践編〜はじめに

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2019年1月18日に、私の初めての著書「ゆる中学受験」が発売されました。

多くの中学受験の指南書が、最難関上位校に合格するためのノウハウ本だったり、低い偏差値から一発逆転の上位校合格マニュアルだったり、とかく有名進学校・難関校への合格を目指す本です。

一般的に中学受験のイメージと言えば、子どもに「どこ目指しているの?」と聞いて、麻布だ、開成だ、武蔵……という感じではないでしょうか? でも、これは完全に錯覚です。東京だけに限って言えば、全中学受験生のうち一体何割の生徒が最難関校を目指しているのでしょうか? 実際は大半の子が中堅校以下の学校を目指すことになるか、もしくは最初からそういう学校を目指しているのだと思います。

首都圏模試の偏差値で60以下、いや50以下の学校を目指すような子がどんな勉強をしたら良いのか、何をどうやったらいいのか、いや、そもそもそういう子は勉強があまり好きではなかったりしますから、どうやって勉強させたらいいのだろうか?という悩みを持つご両親・保護者は非常に多いのではないかと思います。

しかし、受験界を見渡してみれば、そんな学校を目指す子たちのための指南本や、中堅校受験のアドバイスを専門にしている塾はあまりないようです。この本を書くきっかけはそこでした。

私は台東区の上野桜木という小さな町で、進学個別桜学舎(おうがくしゃ)というこれまた小さな学習塾を運営しています。毎週中学受験の授業に出ていますが、いつも現場で思うのは、中堅校以下の学校を受験するのに、上位校狙いの難しいテキストを学習する必要はないということ。中堅校以下に狙いを絞った指導やテキストがそもそも存在していないこと、大多数のご両親・保護者が大手塾のカリキュラムに乗らなければ中学受験が出来ないと思いこんでいること、などなど。

そこで、私の著書「ゆる中学受験」では、自分が経験してきた中学受験指導の実例をふんだんにまじえながら、最上位校受験は専門の先生方にお任せするとして、中堅校以下を考えているけれど迷いが多いという方に向けて、学習のしかた、学校選びの方法、親御さんの心得などを記しました。

おかげさまで多くの方から反響を頂き、また本の影響で多くのご入塾も頂きました。都内近隣のみならず、都内遠方(笑)、千葉、埼玉、神奈川… 実際県をまたいで通ってきて下さる方も出始めて、恐縮しています。

また世間では「ゆる受験」なる言葉が流行し始めました。ありがたい限りで、Twitterで定期的にくり返し本書の紹介をつぶやいて下さる方がいたり、電車内で見かけたと書いてくださる方、お手紙やお問い合わせをいただく方など、様々な反応を頂きました。

また圧倒的に変わったのは取材の多さです。つい先日も「東洋経済オンライン」「朝日新聞」「朝日新聞EduA」などの取材を受けておりますし、1年ほど前から、マイナビが運営する「中学受験ナビ」にて「親子で疲弊しないノビノビ中学受験」

を連載して頂いています(本日現在も継続中)

それでも、言えること、言えないことがあります。伝えたいことはたくさんあります。それは限られた紙面ではなかなか言い尽くすことが出来ませんし、分かっていただくのには少し時間がかることもあります。それほど中学受験のイメージや思い込みは根深いものであったりもします。

そこで、ここでは、本書で触れることが出来なかった内容や、出版後に出てきた事例、情報、そして、もしかすると少しずつ私自身の考え方も変わってくるかもしれませんので、そういう修正も含めて、様々なトピックをまとめていきたいと思います。

出来れば週に1本程度記事を書ければいいのですが、あえてペースは決めないことにします。書きたい内容があれば大量投稿すると思いますし、トピックがない場合は間隔が開くかもしれません。私も現役で現場に出ていますので、授業でヘトヘトの時はかけないかもしれませんので。

ただ、現場に出ている人間が伝えているというところは重要なポイントだと思います。私は評論家ではないので。

ゆる中学受験をお読みいただいていることを前提として書く内容もあるかと思いますので、ご興味ある方はどうぞ一般書店やネット書店でお求め下さい。在庫が少なくなってきていますので、入手困難な場合は桜学舎のBASEでも販売しておりますのでご注文下さい。

では、少しずつ、まいります。

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2019年1月発売の「ゆる中学受験」〜ハッピーな合格を親子で目指す(現代書林/1430円)の実践編を綴っています。主に東京23区内の中学入試をもとに、また首都圏模試偏差値60以下の学校の受験についてのお話です。上位校・最上位難関校の受験については専門の先生方にお任せします。