真夜中の不安(ただの愚痴)

真夜中の不安をかりんとうで打ち消す。ちなみに主人のお菓子を盗み食いです。

真夜中に目が覚めて、というよりも、真夜中に眠れない。

睡眠のお薬は強め。

飲み済みなのですが。

せめてもの救いは主人のイビキ。平和な夢を見ているに違いない。

チーズも食べつきた。かりんとうも食べつきた。グミは一日二粒までなのにないしょで4粒ずつ食べた。

悲しいことはない。

心配事も大したことない。

イザとなったら平謝りで済むはずだ。

主人のフリスクを開ける(未開封)。食べる。食べる。食べる。

冷蔵庫に、ホールチーズケーキの半円がある。きっと、主人が一緒に食べようと取っておいてくれたのだろう。優しいのであります。

けれども、それには手を付けまい。良いよと言われるまで、慎ましく過ごすのであります。

不安である。

このまま一睡できず、仕事に支障が出るのは目に見えている。というか、いつもそうだ。

自己管理なんてできっこない。

せめて、この平穏な日々よつづけと願いながらも、片付け上手にしたいと思う。

夢は叶わなかった。

夢ではなかったものは叶った。

喜びを天秤にかけると、今が、いかに幸せであるかがわかる。

たとえ、パラレルワールドに招待されても、私は今のこの日々を選びたい。

と思う。

だって、こんなに大切な人々と出会い。

こんなに大切な思い出の数々があり。

こんなに大切な思いがここにあるから。

そう。私には今、夢はない。野望はない。

ただ、流れに身を任せていたら沖へ流されていく感覚だ。

泳ぎは、平泳ぎならぎりぎりできる。

なんなら、クロールよりもタイムが良い。

悲しい。

さよならは悲しい。

思い出はいつでも温かいのに。

涙はすぐに冷たくなってしまう。

悲しい。悲しいよー。悲しいよー。

えーん。

と泣いたら、よしよしと頭をなでてくれた、お母さんとか、地域の人々に、恩返しをしなければと。

しゅっせばらいねと、約束したね。意味もわからず。あの頃は。

出世する前に、プータローになりました。

不安は見ないふりがいいのかな。

目の前のあれこれに全力で取り組めばいいのかな。

疲れちゃったら、休むけどね。

休みたいけど休めないよ。眠れないよ。

フリスクは美味しい。

ただの愚痴。


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