朝のはざまを泳ぐ人
朝焼けの空を見上げていましたら。
雲の黄金をつかまえようと平泳ぎをする人が見えました。
あと少しのところで、朝の太陽さまが輝き出しまして、まぶしさに目をつむってしまいました。
その泳ぐ人がどうなったのかは存じ上げません。
けれども、たしかに今朝の雲たちは、それはそれはとても自由に泳いでいる様子なのでございました。
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