いろんな都々逸?

※ 都々逸は、七七七五を基本とした作品です。


三羽 烏さまへ

都々逸の資料をみました。都々逸の連歌については見つかりませんでしたが、調べた内容と、いくつかのアイデアを提出いたします。

参考になれば幸いです。

都々逸の本は幕末から明治頃にかけて多く出版されたそうです。その中にたとえば。


いろはしりとり都々逸

というのがあったそうです。

頭の文字がいろはで始まる都々逸で、最後の文字が次の歌の頭の文字になっているそうです。

※ 知識ゼロからの古文書を読む(古賀弘幸)より引用


(仮名遣いが古かったので、ちょっと読みやすく書き直したものですが)


い いろといふじを 学校でおぼえ 今じゃたがいに こいのい

ろ 老人こどもは あぶないみやこ 馬車人力くるまの

は ……



なるほど、都々逸では、あいうえお作文やしりとりもできるのですね!


さて、私は都々逸の連歌についてあまり知りません。
短歌や俳句の、連歌や連句もあまり知りません。
恐縮です。


それで、アイデアを2つ考えてみました。
参考になれば嬉しいです。


案1、

せっかく都々逸をやるのですから、

七七七五

を作ってもらえれば嬉しいかもと思いました。


さて。都々逸には、五字冠という、五七七七五という形もあるそうです。

ですので、これは私の思いつきですけれども。 たとえばですが。


前の五字にテーマのようにひっかけながら、七七七五をつける。

そして最後の五字を、次の歌での前の五字にひっかけてゆく。

というのはいかがでしょうか。

このようです。



(始め)

いろはうた


(Aさん)

いろはうた

今で言ったら あいうえおうた あいをうたって みなえがお


(Bさん)

みなえがお

ぎゅっとにぎるよ 小さなおてて そっとほほえむ 父と母


(Cさん)

父と母

面と向かって 照れくさくてさ なかなか言えない ありがとう



どうでしょうか。

ちょっと自分でやってみましたが、初めての方には少しむずかしいかもしれませんね。



案2、

むずかしそうなら、七七と七五でしょうか。

短歌、俳句、川柳、の並びで(?)、十四字詩、七七という形式もありますので、ありだと思いました。これなら、初めての方でもつくりやすそうですね。

また、カンナさまのようにコメント欄でもできそうです。

カンナさま、引用させていただきました。ありがとうございます。


Aさん+Bさんで、ひとつの都々逸になります。
Bさん+Cさんでひとつの都々逸になります。
……となっています。


(Aさん)

今は言えない 内緒のはなし


(Bさん)

明日言ったら サプライズ


(Cさん)

今日は私の バースデーなの


(Dさん)

君に贈ろう 薔薇の花


(Eさん)

花より団子と 思うんだけど


(Fさん)

きな粉みたらし 迷います


なるほど、やってみましたら、こちらの方が簡単そうですね。



三羽 烏さま、参考になれば幸いです。
参考にならなくても、応援します。



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