瞬間湯沸かさない器の悲しみ

どうやら私は強い衝撃が加わると一時的に感覚が麻痺するようだ。

身体的な話ではなく、精神的な話である。

瞬間湯沸かし器のように衝撃に瞬時に怒る人もいるが、その逆である。瞬間湯沸かさない器。

衝撃があると、まず何も感覚がなくなる。悲しいも怒りも怖いも不快もなくなる。

だから平然と対応できる。冷静ですねと言われたこともある。しかし、その平然としすぎた態度により火に油を注いだこともある。

ただ、困ることはあとからジワジワ込み上げてくる不快感がおさまらないことだ。エンドレスである。

しかも、昔はそれは気のせい気のせいと溜め込み溜め込み溜め込んだ。

ついには溢れて恐怖で挙動不審になり、悪循環に陥る。

恐怖で会社へ行けなくなる。

そういうことで、今まで失敗してきた。


この悪循環を食い止める方法として、

・書き出す
・誰かに聞いてもらう

などが効果的と感じる。

書き出すことによって、自分で自分を客観視できる。

また、誰かに聞いてもらうことによって、客観的にみてそれおかしいよ、と言ってもらえることがある。


ということで、早いうちに相談しようと思う。たぶん気のせいと思うのだけど。信頼する家族が、それはおかしいから相談しなさいと言うから。


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